失敗する自由を与える | 境目研究家@ありさん。

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世の中色々な境目があります。成功する人しない人、うどんの関東ダシと関西ダシ、氣になる境目研究します。

【今日の良い言葉 375 (009)】

おはようございます。

今年は何があっても、
愛と光と忍耐で取り組もうと決断し、
行動しています。

まだ、二日しか経っていないのに
大きく動いているような予感がします。

全ての事に対して、愛、
そして信頼していくことで
事態が開けてくる。
これは奇跡の体験ですね。

これが実績と結びついていくように
一所懸命努力して参ります。


さて、今日の良い言葉は、
稲盛和夫著、『成功への情熱』よりのシェア


失敗をも愛で包み込む。
器の大きさに感動致しました。


今日も一日、器を大きくする
修行に取り組みたいと存じます。


では、皆様の今日一日が愛と光と忍耐で
喜びに満ちた日となりますよう
お祈り申し上げます。


コメント楽しみにしております。


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失敗する自由を与える

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ある時、
私たちの会社が
こんなに成功した理由は何かと、
アメリカ人のジャーナリストに
尋ねられました。

しばらく考えてから、
私はこう答えました。

「その理由のひとつは、
失敗しても社員をとがめたり
しないからでしょう」

ジャーナリストが
狐につままれたような顔をしているので、
私は次のように説明しました。


私たちの会社では、
社員が、
会社のためにあえてチャレンジした結果、
もし失敗し、
会社に多大な損害を
かけることになっても、
いかなる罰も与えません。

そのチャレンジが、
会社と社員全体のためによかれ
と思ってしたことであり、
誠実な、
しかも利己的でない
努力の結果だったのであれば、

その社員を罰する理由は
何もないからです。


時には、
社員がある仕事に失敗した後すぐに、
次のチャンスを与えることもあります。

社員はびっくりするのですが、
たとえその前の仕事が
失敗に終わっていても、
彼はその失敗から多くのことを
真剣に学んだ訳ですから、
次の仕事に取りかかることが
できるはずなのです。


京セラの社是は、
「敬天愛人(天を敬い、人を愛す)」
なのです。


この社是にのっとった、
正しい目的と
誠実な心からの所業であれば、
すべての社員が
失敗を恐れることなく
全力を尽くすことができるのです。



失敗する自由を与えられることにより、
社員は絶えず
新しいチャレンジに立ち向かい、
より一層努力する勇氣が持てるのです。



(稲盛和夫[著] 『成功への情熱』 PHP文庫 p.278-279)


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