並川周作 / 株式会社らしく 代表取締役
今回の「タンブラー展」の最終目的は
「オリジナルデザインのSIGGボトルを作ること」
なわけで、個人的な選考の基準ポイントは以下の二つ。
■タンブラーのデザインとして優れているか
■実際にSIGGボトルにした時に格好良いか
SIGGボトルに印刷すると、
印刷範囲やボトルの地の色などの制約上、
「タンブラーのデザインとしては良いんだけど、SIGGにしたらどうかな?」
というものも多数見受けられました。
また、原画(平面)としてはよく出来てるんだけど、
実際にタンブラーに巻いてみると
一度に見える範囲が限られてしまうため
原画の全体像やコンセプトが途端に伝わりにくくなる
デザインが多かったのが残念でした。
ということで、
個人的にとても好きな作品は
(YURIKO FUKAZAWA
)
見ているだけで楽しくなってくるし、
絵の中のストーリーに自分も参加したくなります。
ただ、SIGGボトルだと印刷範囲が限られてしまうので
このデザインはタンブラーの方が圧倒的に映えるなぁ
というのが率直な感想です。
なので、個人的には是非このデザインを生かして
ショップTシャツとかを作ってみたいですね。
ということで、
実際にSIGGボトルにするデザインは
■今回のタンブラーデザイン展のコンセプトが反映されているもの
■自分が持っていて一番しっくりきて、飽きずに長くつかえるもの
という視点から選ばせてもらいましたが、
どんなデザインがSIGGボトルになったかは
お店にご来店いただき、現物をご確認ください。
それと、最後まで粘ったのですが(笑)、
残念ながら選考に入らなかった作品はこちら。
嫌いじゃないです。
自分で持つのは若干恥ずかしいですが。。。