10日、中山競馬場11Rで行われた第38回フェアリーステークス(GⅢ)は、最後方から徐々に追い上げたM.デムーロ騎手騎乗の5番人気ライラック(牝3、JRA美浦・相沢郁厩舎)が、直線で大外から前の各馬を差し切り、内を突いて伸びた石橋脩騎手騎乗の1番人気スターズオンアース(牝3、JRA美浦・高柳瑞樹厩舎)にクビ差をつけ優勝しました。勝ちタイムは1分35秒2(良)でした。
さらに1.1/4馬身差の3着に大野拓弥騎手騎乗の7番人気ビジュノワール(牝3、JRA美浦・中舘英二厩舎)が入りました。なお、藤岡佑介騎手騎乗の2番人気エバーシャドネー(牝3、JRA栗東・藤岡健一厩舎)は9着、C.ルメール騎手騎乗の3番人気エリカヴィータ(牝3、JRA美浦・国枝栄厩舎)は10着に終わっています。
勝ったライラックは、父オルフェーヴル、母ヴィーヴァブーケ、その父キングカメハメハという血統です。前走の仁川の京都2歳ステークス・8着から巻き返し、兄のブラックホールに続いて重賞ウィナーの仲間入りを果たしました。