29日、大井競馬場9Rで行われた第67回東京大賞典(GⅠ)は、3コーナーで先団まで押し上げたM.デムーロ騎手騎乗の1番人気オメガパフューム(牡6、JRA栗東・安田翔伍厩舎)が、4コーナーで外に振られる不利がありながらもしっかり脚を伸ばし、馬の間を突いた川田将雅騎手騎乗の3番人気クリンチャー(牡7、JRA栗東・宮本博厩舎)との競り合いを制して、これに1/2馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは2分04秒1(良)でした。
さらに2馬身差の3着に藤岡佑介騎手騎乗の7番人気ウェスタールンド(セ9、JRA栗東・佐々木晶三厩舎)が入りました。なお、御神本訓史騎手騎乗の2番人気ミューチャリー(牡5、南関東船橋・矢野義幸厩舎)は藤岡佑介騎手騎乗のウェスタールンドとハナ差の4着に終わっています。
勝ったオメガパフュームは、父スウェプトオーヴァーボード、母オメガフレグランス、その父ゴールドアリュールという血統です。今年3戦は勝ち星から遠ざかっていましたたがここできっちり巻き返し、ダートGⅠ・4連覇という世界的に見ても初めての偉業を達成しました。鞍上のM.デムーロ騎手も4連覇です。