20日、大井競馬場11Rで行われた第24回TCK女王盃(GⅢ)は、中団後方からレースを進めた川田将雅騎手騎乗の1番人気マルシュロレーヌ(牝5、JRA栗東・矢作芳人厩舎)が、3番手から伸びた松山弘平騎手騎乗の3番人気レーヌブランシュ(牝4、JRA栗東・橋口慎介厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは1分53秒7(良)でした。
さらに2.1/2馬身差の3着に逃げた岩田康誠騎手騎乗の4番人気プリンシアコメータ(牝8、JRA美浦・矢野英一厩舎)が入りました。なお、森泰斗騎手騎乗の2番人気マドラスチェック(牝5、JRA美浦・斉藤誠厩舎)は2番手でレースを進めましたが4着同着に終わっています。
勝ったマルシュロレーヌは、父オルフェーヴル、母ヴィートマルシェ、その父フレンチデピュティという血統です。ダートに矛先を変えてから圧勝で2連勝し、1番人気で臨んだJBCレディスクラシックでは伸び切れず3着に敗れましたが、その時先着したマドラスチェックなどを破って優勝。再び牝馬ダート重賞路線の主役候補に躍り出ました。