6日、京都競馬場11Rで行われた第53回日刊スポーツ賞シンザン記念(GⅢ)は、中団でレースを進めた北村友一騎手騎乗の4番人気ヴァルディゼール(牡3、JRA栗東・渡辺薫彦厩舎)が、直線で内から抜け出し、大外から猛然と追い上げた吉田隼人騎手騎乗の10番人気マイネルフラップ(牡3、JRA栗東・梅田智之厩舎)にクビ差をつけ優勝しました。勝ちタイムは1分35秒7(良)でした。
さらに1.1/2馬身差の3着に坂井瑠星騎手騎乗の2番人気ミッキーブリランテ(牡3、JRA栗東・矢作芳人厩舎)が入りました。なお、秋山真一郎騎手騎乗の3番人気ハッピーアワー(牡3、JRA栗東・武幸四郎厩舎)は5着、武豊騎手騎乗の7番人気ゴータイミング(牡3、JRA栗東・松永幹夫厩舎)は7着、川田将雅騎手騎乗の1番人気アントリューズ(牡3、JRA美浦・栗田徹厩舎)は8着に終わっています。
勝ったヴァルディゼールは、父ロードカナロア、母ファーゴ、その父ハーツクライという血統です。昨年11月10日の新馬戦に続く無傷の2連勝で重賞タイトルを手にしました。また、本馬を管理する渡辺薫彦調教師にとっても、これがJRA重賞初勝利となりました。

