ハセノパイロが追い比べを制してV！ 的場文男騎手は悲願ならず10度目のダービー2着/東京ダービー

6日、大井競馬場11Rで行われた第64回東京ダービー(SⅠ)は、先団の後ろでレースを進めた矢野貴之騎手騎乗の2番人気ハセノパイロ(牡3、船橋・佐藤賢二厩舎)が、直線の追い比べを制して優勝。61歳、ダービー挑戦37回目となる的場文男騎手騎乗の6番人気クリスタルシルバー(牡3、大井・村上頼章厩舎)にクビ差をつけ優勝しました。勝ちタイムは2分6秒7(重)でした。

さらにクビ差の3着に笹川翼騎手騎乗の8番人気クロスケ(牡3、大井・柏木一夫厩舎)が入りました。なお、御神本訓史騎手騎乗の3番人気プロミストリープ(牝3、大井・藤田輝信厩舎)は6着、本橋孝太騎手騎乗の1番人気ヤマノファイト(牡3、船橋・矢野義幸厩舎)は7着に終わっています。

勝ったハセノパイロは、父パイロ、母タイキアヴェニュー、その父ティンバーカントリーという血統です。昨年の全日本2歳優駿で地方馬最先着となる3着に入るも、今年はニューイヤーカップで6着、京浜盃で5着、羽田盃で3着と結果を出せないでいましたが、この大舞台で見事勝利を掴みました。