本日、東京競馬場(東京都府中市日吉町)11Rで行われた第68回毎日王冠(GⅡ)は、中団でレースを進めたM.デムーロ騎手騎乗の3番人気リアルスティール(牡5、JRA栗東・矢作芳人厩舎)が、直線で先行各馬を差し切り、さらに外から追い上げてきた川田将雅騎手騎乗の5番人気サトノアラジン(牡6、JRA栗東・池江泰寿厩舎)をクビ差振り切って優勝しました。勝ちタイムは1分45秒6(良)でした。
2着サトノアラジンから1.1/2馬身差の3着は、田辺裕信騎手騎乗の4番人気グレーターロンドン(牡5、JRA美浦・大竹正博厩舎)と北村宏司騎手騎乗の7番人気ダイワキャグニー(牡3、JRA美浦・菊沢隆徳厩舎)の際どい争いとなりましたが、グレーターロンドンに軍配が上がりました。ハナ差でダイワキャグニーが4着でした。
なお、内田博幸騎手騎乗の2番人気マカヒキ(牡4、JRA栗東・友道康夫厩舎)は6着、C.ルメール騎手騎乗の1番人気ソウルスターリング(牝3、JRA美浦・藤沢和雄厩舎)は8着に終わりました。
勝ったリアルスティールは、父ディープインパクト、母ラヴズオンリーミー、その父Storm Catという血統です。今春は連覇のかかっていたドバイターフを鼻出血のため回避、今回はそれ以来のレースとなりましたが、見事な差し切り勝ちを決めました。また、本馬は10月29日に行われる天皇賞(秋)の優先出走権を獲得しました。