本日、中山競馬場11Rで行われた第51回スプリンターズステークス(GⅠ)は、中団でレースを進めたM.デムーロ騎手騎乗の1番人気レッドファルクス(牡6、JRA美浦・尾関知人厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして、最内を突いて一旦は先頭に立った岩田康誠騎手騎乗の5番人気レッツゴードンキ(牝5、JRA栗東・梅田智之厩舎)をゴール前で捕らえ、これにクビ差をつけ優勝しました。勝ちタイムは1分7秒6(良)でした。
さらに1/2馬身差の3着に石橋脩騎手騎乗の7番人気ワンスインナムーン(牝4、JRA美浦・斎藤誠厩舎)が入りました。なお、戸崎圭太騎手騎乗の2番人気メラグラーナ(牝5、JRA栗東・池添学厩舎)は7着、幸英明騎手騎乗の3番人気セイウンコウセイ(牡4、JRA美浦・上原博之厩舎)は11着に終わりました。
勝ったレッドファルクスは、父スウェプトオーヴァーボード、母ベルモット、その父サンデーサイレンスという血統です。春の安田記念(3着)以来の休み明けをものともしない豪快な差し切り勝ちで、1990年のGⅠ昇格後ではサクラバクシンオー、ロードカナロアに続く史上3頭目となる、スプリンターズステークスの連覇を達成しました。
【M.デムーロ騎手のコメント】
とても嬉しいです。4コーナーで少し後ろすぎると思っていましたが、手応えは凄く良かったです。直線に入って手前が替わって凄い脚を使ってくれましたので、これは負けないぞという感じでした。僕と同じで負けたくないという気持ちの強い、素晴らしい馬です。僕自身としても(秋のGⅠシリーズの開幕戦で)いいスタートが切れました。これからも頑張ります。

