三菱重工長崎工場にて稼働中の、世界遺産カンチレバークレーン。御年114歳の現役
しかしですね。
2021年、三菱重工は大型造船事業から撤退を発表。
造船所は、カンチレバークレーンは、
これからどうなるの?
メインの造船所は他社に売却され、カンチレバークレーンがある長崎工場では2023年現在、「護衛艦などの建造・修理改造を行なっています」※三菱重工ホームページより
かつて戦艦「武蔵」を造った長崎港の造船所。造る対象は変わり規模は縮小したけれども、工場は稼働しています。
100年以上稼働しているという、大きなのっぽの古時計ならぬ、大きなのっぽのカンチレバークレーン。
ここで1曲歌います。
作曲:ヘンリークレイワーク
替え歌で作詞:私
🎵大きなのっぽのカンチレバークレーン
造船所のクレーンさ
100年以上動いてきた
ご自慢のクレーン
造船所が生まれた時代
やってきたクレーンさ
100年休まずに ギコギコ
造船所と一緒に ギコギコ
今はもう(大型船は)造らない
でも(必要とされる仕事があるから)動く🎵
カンチレバークレーンが動く音は知らないので、ギコギコというのは想像です。
長崎の発展を支えてきた造船業の衰退に、寂しさと時代の流れを感じます。
船より飛行機の時代になり久しい。
さらに現代はミサイルやロケットの時代です。人は乗ったり乗らなかったり。最先端技術って結局は戦争関係に繋がってしまう…?
もはや人の移動より情報や通信が尊ばれる時代になった気もします。
移動しなくてもオンラインで交流できるなんてコロナ禍でネット大活躍だったしね。オンライン会議にオンライン飲み会。
時代が変わってもカンチレバークレーンは長崎港にちゃんとあります。確かな存在感です
カンチレバークレーンの壊れない鉄の力、維持してきた技術者達の凄みは今も続いています。
ギコギコと
次はどんな時代が来るのか、カンチレバークレーンとともにそっと見届けたい気もします。