娘がベランダで遠くを見ています…。
「何見てるの?」
娘の横で聞いてみる…。
「きれいな、おほしさまをみてるの…。 」
5歳の娘の視線の先には
キラキラと輝く星が光っています…。
2人で星を見ていると
夫もやって来て
「あれはね、お母さん星って言うんだよ…。」
夫が娘に話しています…。
「おかあさんぼし?」
娘は夫の言葉を信じてしまう…。
夫の顔を見つめると
「パパは昔から、あの星をそう呼んでるよ…。」
と娘に話してしまう…。
娘のいる手前
夫を嗜める事も出来ずに居ます…。
「パパが子どもの時に、あの星に勝手に名前を付けたんだ…。あの星から見たら僕たちの地球は、きっと子どもなんだって…。あの星がお母さんの様に、いつも天高くに居て、この地球を見守ってくれるって…。」
夫のその言葉に何だか
心が吸い取られそうになる…。
「おかあさんぼし…。 」
娘があの星の名前を呼んでいる…。
夫が子どもの時から見ている星を
今、娘も一緒に見ています…。
どんなに時代が変わっても
周りの景色が変わっても
夜空を見上げれば
あの星だけはいつも
変わらずに居てくれます…。
今日は特に気温が低くて空が眩しい…。
ベランダに居て少し寒さを感じます…。
でも、夫の言葉で心がとっても温かい…。
これからもずっと
キラキラと輝いてね…。
ね!我が家のお母さん星…。
