浮雲 心霊奇譚 赤眼の理 神永学 | アタローの読書

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時は幕末、呉服屋の息子・八十八は絵師になりたいと思っているが父親に反対されている



そんな八十八は、ある男性を訪ねる



その男性は真っ白な着物を着流し、ボサボサ頭で肌が白く赤い布を両目を覆うように巻いている



この男性は腕の立つ憑き物落とし、その男性を八十八は浮雲と呼ぶようになる



「赤眼の理」
八十八の姉に憑き物が付いているみたいだ

八十八は出入り行商の薬売り・土方に紹介され浮雲を訪ねる

浮雲は八十八の頼みを断り続けていたが熱意が通じ仕事を受けおってくれる

赤い布で隠されている眼は燃えるような赤い色

その眼は死んだ者の魂、幽霊が見えるという

八十八の姉には幽霊がとり憑いていた

その幽霊を調べていくうちに17年前に殺されたらしい、そして殺人に纏わる秘密が八十八と繋がりがあるらしい



「恋慕の理」
配達をしていた八十八は幽霊と遭遇

幽霊は武家屋敷に入っていき八十八は物の怪と勘違いされてしまう

その屋敷で伊織という女性と知り合う

彼女の話で家に女性の幽霊が現れるようになり、伊織の兄・新太郎が眠り続けているという

この事件は様々な恋心が複雑に絡み合った切なく残酷な事件



「呪詛の理」
新太郎が幽霊を見、その幽霊が姿を消すと隣の青山家から女性の悲鳴が

掛け軸の中から武士の幽霊が出てきて女中を斬ったという

さらに家臣の一人が血を吐いて亡くなる

この掛け軸を描いた狩野遊山という人物はどうやら浮雲と関わりがあるらしい



八雲の先祖なのかと思われる浮雲



八十八と伊織の恋の行方、そして狩野遊山と浮雲の対決



行商の薬売り・土方歳三と幕末の時代が描かれていて今後の展開が楽しみです