高校生の鹿乃は、旧華族である野々宮家の娘だ
両親を早くに亡くし、兄の良鷹と、准教授をしている下宿人の慧と三人で古びた洋館に住んでいる
アンティーク着物を愛する鹿乃は、休日は大抵祖母のおさがりの着物で過ごす
そんなある日、「開けてはいけない」と言われていた蔵を開けてしまう!
すると、つぎに不思議なことが起こって….⁉︎
京都が舞台の着物ミステリー
亡くなった祖母が遺した着物の不思議な秘密を、旧華族の鹿乃と下宿人の慧とで探っていくミステリー
蔵に収められでいる着物を出してしまったが為に、着物の柄が変わってしまったり、次々と不可解な現象の謎を解いていく
古典文学の知識を絡めながら、物に込められた想いを解いていく
鹿乃と慧の関係にも注目していきたい
ほんわかとした恋愛要素がたまらない
鹿乃の祖父母の日記でのエピソードも面白い
着物それもアンティークな柄の描写が丁寧に描かれていて、京都という舞台でのバランスが良かった
続編が出てくれるのを期待しています
