『検察側の罪人』です♪

東京地検のベテラン検事・最上毅と同じ刑事部に、教官時代の教え子、沖野啓一郎が配属されてきた
ある日、大田区で老夫婦刺殺事件が起きる
捜査に立ち会った最上は一人の容疑者の名前に気づいた
すでに時効となった殺人事件の重要参考人と当時目されていた人物だった
男が今回の事件の犯人であるならば、最上は今度こそ法の裁きを受けさせると決意するが、沖野が捜査に疑問を持ちはじめる
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若手の検察官・沖野は、ベテラン検察官でもあり、かつて新人検察官の講師をしてくれた最上と、ある事件をきっかけに一緒に仕事をすることになります
老夫婦が刺殺される事件が起きます
捜査していくうちに何人かの容疑者が浮かび上がります
最上は大学の時に下宿していた寮の賄いや世話役をしてくれた夫婦と一人娘がいました
その娘が、ある日寮で殺害されるという事件が起きたのですが犯人は分からないまま時効を迎えてしまいます
最上は殺害された娘の家庭教師をしたりと自分の妹の様に思っていました
その事件で重要参考人でありながら否認を続け証拠不十分で問われなかった男が今回の事件の容疑者にいたのです
ベテラン検察官である最上は正義とは、はたして何か?と葛藤します
最上を尊敬している沖野は、正義のために突き進んで仕事をしていくのですが本当に犯人は証拠不十分で問われなかった男でいいのかと彼も悩んでいきます
最上は妹の様に思っていた娘を殺された犯人を前に自分までもその復讐のために自分自身を陥れてしまうのです
検察官である立場の人間の行動
正義とは何か?
正義の形とは、どこへ向かうのか?というシリアスで読んでいて胸が痛くなる話でしたo(><)o