笑顔は宝物 ティアラのブログ -7ページ目

笑顔は宝物 ティアラのブログ

笑顔を大切に毎日過ごしたいな。
誰も褒めてはくれないけど頑張った自分に笑顔のプレゼント!

長女が葬儀場に到着できるのは夕方だったので、それまでは2人で文句を言いながら過ごしていると、勤務先の方が来てくださいました。

離婚の理由が、女性問題と働かないからだったので、離婚してからそれまでお付き合いのあった会社が正社員として雇ってくださっていました。

会うと仕事の話もよくしていました。

社長と社員さん2人。
「昨日まで一緒に仕事してたし、今朝体調が悪いから休むと連絡をもらったのに…」

社長は遺体に、
「60歳まで面倒見るって言ってたのにダメじゃないですか」と涙を流してくださいました。

子供の話をよくしていた事。
仕事は真面目にやっていた事。
最近の体調の事。
色々話してくださって楽しくお仕事させて頂いていた事がよくわかりました。

私が、
「なんで最後の連絡が私だったのか?本当に女性問題には悩まされたのだから、こんな時世話してくれる女性でも居たらよかったのに…」というと、

「そんな人いないですよ。奥さんの事もよく話してて頼りにしてたんだと思いますよ。」と…

社長は明日の葬儀にも参列させてくださいと言って頂いて、今までのお礼をお伝えして帰られました。

今思うと、きっと今真実を話したらこのまま全てを放棄して私が帰ってしまうと思われたのだと思います。
会社の方の故人へのご厚情の深さを今は感じます。

その後も親会社の方に来て頂いたり、このコロナ禍で、親族もすぐに来れない為、家族葬で直葬という方法を選択したので、誰にお知らせしたらいいかも分からない状態だったにも関わらず、毎日1番近くでご一緒して頂いていた方々に来て頂いて感謝の気持ちでいっぱいでした。

そうこうしている間に、長女が葬儀場に到着。
1人では何をしたらいいか分からなかったので、心強い助っ人の到着で気持ちが少し楽になりました。

まずは病院から渡された衣類や貴重品を確認しました。

携帯📱確認しなきゃ!
……パスワードが分からない😱
まだ指紋認証の機種だったので、遺体にあててみましたが、体温の無くなった指には反応しない😩

勤務先の名前は知っていたが連絡先を知らない。
最近誰と付き合いがあったかもわからない。
そりゃそうです。もう離婚して8年。
会う時と言えば、何か困った事があった時か、随分前に行かなくなったが食事に子供と行く時ぐらいだったので、分かる訳もない。

まずは、元夫の実家に葬儀の段取りの報告をして、離れて暮らしている長女と長男にも予定と帰省の段取りの確認をした。

夕方までは、元夫と2人で過ごす事になりそうだ。

何とか勤務先の連絡先を調べて連絡。
勤務先の社長に「元夫の別れた妻のティアラと申します。今朝9時に亡くなりました。生前はお世話になりました。」と報告すると、
「えっ!今朝体調が悪いから休むと連絡ありましたよ?葬儀場はどこですか?会えますか?」

事情を説明して葬儀場をお知らせしました。

葬儀屋さんも部屋から出られて本当に2人になりました。
本当に色々苦労させられたので、出てくるのは文句ばかり。

しかし、さすがに文句ばかりでは可哀想になって、
「唯一あなたと結婚してよかったと思うのは、3人の子供の親になれた事。それは感謝しているよ。でも困った時いつも連絡して来るのだから、もっと早く連絡して欲しかったよ。」

今思うと、もっともっと話したい事はあったと思うけど、夢の中の出来事のようで頭の中が空っぽになった感覚だった。

今さらこちらが何を言っても答えは返ってこない。
身近な人を失ったのは初めてだったので、感情は冷静だけど、心はパニックという不思議な感覚だった。

あとはどこに連絡したらいいのか?
もう思い付かない。

元夫の死亡宣告を聞いて間もなく、
葬儀屋さんを手配してください。
霊安室に移動します。
治療費の請求先は?

もうこの後は、慌しく動くしかない状況でした。
看護師さんは、離婚した夫だと伝えていたので少し申し訳なさそうに色々話しをしてくださいました。

担当の医師も、義理の姉に死因など直接電話で説明してくださいました。

救急搬送からたった1時間半。
胸と背中の痛みが前日の夜から起きていて、朝我慢も限界になって、勤務先に休むと連絡を入れた後搬送された様でした。

原因を調べるためにCT撮影中に痙攣を起こして、心肺停止の状態に…
12分間の蘇生措置をしてくださいましたが、CTの結果から診て大動脈解離という診断がされました。

心臓の1番太い血管の解離で、脳に血液がいかない状態で蘇生不可と判断したとの説明がありました。

バタバタと説明を聞いたり、親族に連絡したりしていると、訃報を聞いた次女が駆けつけました。
遺体と対面して泣き崩れましたが、状況を聞いていた私は「仕方ない」それしか言葉が出ませんでした。

看護師さんも、「もし蘇生出来ても寝たきりの状態は避けられなかったから、その方が大変だったんだよ。」と娘に伝えてくれました。

あまりに突然の事で、とにかく元夫の実家家族が来てくれないと困る。
でも病院から遺体を搬送するのは待ったなし。

知り合いの葬儀屋さんに連絡をして来て頂きました。
斎場に搬送して頂き、少しホッとしたのもつかの間。
今度は葬儀の打ち合わせ。

自分の立場も忘れて、流れに身を任せて段取りするしかありませんでした。

元夫の実家は車で8時間程の距離。
「何とか出来るだけ早く出るけど、どうやっても翌日になってしまう」と義理の姉から連絡をもらい、葬儀に間に合えばと腹を括って元夫を送る準備を進めました。