長女が葬儀場に到着できるのは夕方だったので、それまでは2人で文句を言いながら過ごしていると、勤務先の方が来てくださいました。
離婚の理由が、女性問題と働かないからだったので、離婚してからそれまでお付き合いのあった会社が正社員として雇ってくださっていました。
会うと仕事の話もよくしていました。
社長と社員さん2人。
「昨日まで一緒に仕事してたし、今朝体調が悪いから休むと連絡をもらったのに…」
社長は遺体に、
「60歳まで面倒見るって言ってたのにダメじゃないですか」と涙を流してくださいました。
子供の話をよくしていた事。
仕事は真面目にやっていた事。
最近の体調の事。
色々話してくださって楽しくお仕事させて頂いていた事がよくわかりました。
私が、
「なんで最後の連絡が私だったのか?本当に女性問題には悩まされたのだから、こんな時世話してくれる女性でも居たらよかったのに…」というと、
「そんな人いないですよ。奥さんの事もよく話してて頼りにしてたんだと思いますよ。」と…
社長は明日の葬儀にも参列させてくださいと言って頂いて、今までのお礼をお伝えして帰られました。
今思うと、きっと今真実を話したらこのまま全てを放棄して私が帰ってしまうと思われたのだと思います。
会社の方の故人へのご厚情の深さを今は感じます。
その後も親会社の方に来て頂いたり、このコロナ禍で、親族もすぐに来れない為、家族葬で直葬という方法を選択したので、誰にお知らせしたらいいかも分からない状態だったにも関わらず、毎日1番近くでご一緒して頂いていた方々に来て頂いて感謝の気持ちでいっぱいでした。
そうこうしている間に、長女が葬儀場に到着。
1人では何をしたらいいか分からなかったので、心強い助っ人の到着で気持ちが少し楽になりました。