補足:微行と相即
昨日の便りを私は「垂直革命は水平革命の黄昏に相即する」と結んだ。しかし、最初は「垂直革命は水平革命の黄昏に微行(incognito)する」と書いた。やはり水平革命に対する垂直革命の優位が無意識の裡にあったからだ。私は改めてケノーシスについて根源的に思耕する必要に駆られてい る。併せて、瀧澤克己の「インマヌエルの哲学」、殊に神と人との「第一義の接触」と「第二義の接触」の関係、更にはその関係が「不可分・不可同・不可逆」とされることについても考えたい。おそらく、問題の焦点は「不可逆」に絞られるだろう。これはドストエフスキイの神人論と人神論の差異にも通じる大問題なので別の場所で思耕することにする。ここではもっと単純に水平革命と垂直革命との関係を理解したい。