マンダラ共働態 | 新・ユートピア数歩手前からの便り

マンダラ共働態

この便りの主たる目的は、「祝祭共働態としてのユートピア」を実現するために、それに共鳴する人々の連帯の輪を広げていくことにあります。勿論、連帯の「輪」と言う以上、そこに中心ができることは否定できず、実質的に「この指とまれ」と言っているのと大差ないと思われるかもしれません。しかし、私はその中心を担う責任を回避するつもりはありませんが、中心は一つだけであってはならぬと思っています。そこに「共同体」との根源的な差異があります。


繰り返し申し上げているように、祝祭共働態は同心円的広がりの連帯に基くものではなく、個々の円の統合としての連帯=マンダラに他なりません。従って、個々の円の確立こそが先決問題になります。しかし、それは決して孤立する個人の問題ではなく、あくまでも共働する個人の課題なのです。さもなければ、個々の円はマンダラを形成することができず、個々バラバラな状態に止まることになるでしょう。


言うまでもなく、このような「祝祭共働態」を実現することは至難の業です。しかし、いつまでも足踏みを続けているわけにはいきません。「新生会」の挫折以降、私は主に理念的な問題についてばかり思耕していますが、再び具体的な活動を始めなければならぬという思いに駆られています。と言うより、「理念の思耕」と「具体的な活動の試行」は恰も車の両輪の如く進めていくべきでしょう。その意味において、取り敢えず「土曜会」を本格的に復活させようと思っている次第です。