村内会員
私は現在村内会員である人のことをとやかく批判するつもりはありません。私が問題にするのは、あくまでも「村内会員」という概念です。と言うのも、それはどうしても閉鎖的な傾向をもたらすからです。
例えば、新しき村の活動をスポーツに見立てれば、村内会員はグランドでプレーする選手であり、村外会員は観客席で声援を送るファンである、というのが現在の基本的な構図だと思われます。私はその構図をこそ批判したいのです。
尤も、村内会員が「村本来の活動」を積極的に推進していれば話は別です。村外会員はそれをサポートする役にまわってもいいでしょう。しかし、村内会員が生産事業に追われて他の活動に手がまわらない現状においては、村外会員が「村本来の活動」を担っていくしかないと思うのです。言い換えれば、新しき村の将来を切り開いていく可能性は村外会員の活動にしかないのです。しかし乍ら、今の状況では、村外会員の主体的な活動は村内で認められないでしょう。先ず、それを認めさせることが突破口になると思います。
何れにせよ、村は今のままでは駄目です。一昨日の定例会では、体験入村を希望する或る大学生のことを話し合いましたが、総じて歓迎しない雰囲気でした。やはり自分達の生活を外部の者に乱されたくないという閉鎖的な意識によるものと思われます。勿論、積極的に歓迎すべきだとの意見も出されましたが、残念乍ら少数にすぎません。私としては必ずその学生の体験入村を実現させるつもりですが、そうした小さなことから村内の閉鎖的な雰囲気に風穴を開けたいと思っています。