評議員会 | 新・ユートピア数歩手前からの便り

評議員会

「新しき村 評議員会」は定刻通り、午後1時半から開かれました。

最初に今年度は140万ほどの赤字であるという「決算報告」があり、その後「これからの村の活動」について話し合いました。その際、村の赤字を減らす方策について色々と意見(井戸掘りなど)が出ましたが、私は大略下記のような発言をしました。

村はこのままでは駄目だと思う。現在の村における本質的な問題は、村の経済が赤字であることもさること乍ら、公益法人であるにも拘らず公益事業が殆どなされていない点にある。そして生産事業にばかり追われているのに、その生産事業が赤字を生み出しているという現在の体制は根本的に間違っていると言わざるを得ない。それ故、直ちにこの体制を公益事業中心の体制へと変革する必要がある。勿論、それは「生産事業などしなくていい」ということではない。公益事業を行うためには資金が必要であり、それを生み出す生産事業は不可欠だ。しかし、重要なことは「何のための生産事業か」という認識に他ならない。すなわち「新しき村らしい公益事業を可能にするための生産事業」という自覚に基いた新体制が求められているのだ。
しかし乍ら、一気に新体制を築くことは難しいだろう。それ故、現体制とは別に(独立した)新しい組織をつくり、それによって新体制を準備・実現していくことを提案したい。
尤も私はすでに昨年末の評議員会にて、そうした新しい組織を「新生会」の設立という形で提案した。それはあくまでも村内の新事業として提案したわけだが、多くの反対意見が出され、事実上認められなかった。それ故、今回は村外会員の自主的かつ(村内とは)独立した組織として提案したい。

こうした私の提案に対して出された反応は、またもや「否!」。その理由は、「村外会員であるとはいえ、村内会員以外の人間が村内で独立した事業を行うことは許されない」というものでした。

評議員会における私の作戦コードは「肉を斬らせて骨を断つ」というものでしたが、結局肉を斬られただけに終わったというわけです。というより、骨を断とうとしたら、相手に骨がなかったという感じです。

「恐るべし、新しき村!」相手に骨があればいくらでも戦い方があるでしょうが、骨なしのくにゃくにゃしたものはどう仕様もありません。この体質にこそ新しき村が86年も存続している最大の理由があるのでしょう。