マンダラとしてのユートピア
少し先走ることになるかもしれませんが、リーダーを必要としない「主体的生活者」の反組織的共働態こそ私の求める「真のユートピア」だと言えます。それは個々の「主体的生活者」が中心となる祝祭的マンダラに他なりません。勿論、こうしたヴィジョンは現時点では実現不可能な「妄想」にしかすぎないでしょう。そもそも私自身が先ず「主体的生活者」になる必要があります。
しかし乍ら、そうしたヴィジョンを共有する人々が結集・連帯して、「取り敢えずのユートピア空間」をつくることは可能だと思います。それが遠い将来に「真のユートピア」を実現する「拠点」になるでしょう。私は「新生会」をそのような「拠点」にしたいのです。
具体的な構想としては、下記のような二つの「拠点」が考えられます。
1.「自覚的消費者」の連帯を目指す、販売を中心とした拠点(都市部)
2.「自覚的生産者」としての拠点(郊外)
もとより新生会の当初の構想では、「生産・加工・販売」の三位一体を目指していたわけですが、それはあくまでも新しき村を前提にしたものです。将来その実現を試みるにしても、当面新しき村という前提なしに「拠点」を考えるならば、生産と販売の何れかに焦点を絞る必要があるでしょう。そして、差し当っては「1の拠点」の方が現実的だと思っている次第です。