ポータブル電源の購入に際して考えたこと
●導入の目的
・太陽光発電の自家消費率を上げること
(+災害時の助けになりそうなこと、キャンプや車中泊にも使えそうなこと)
●前提条件
・できたら元を取りたい →電気代の削減分で導入費用を回収できたらいいな
(+家でも外でも使うため、都度の移動に耐えられる重さであること)
●購入条件
・常時使用の家電の夜間給電に充てる(冷蔵庫2台)
・インバーター出力は1000W以上、必要電力容量は最低1000Wh ←各冷蔵庫の出力、消費電力12時間分などからざっくり計算
・その他、入力電力量が調整できること、パススルー機能、(できたらアプリで監視・コントロールできること)など
そんなこんなの観点で、
当初いいかなあと思っていたのが、容量当たりの金額が激安のこの辺りの商品
TALLPOWER ポータブル電源 2400W 大容量 2160Wh/675000mAh リン酸鉄リチウム電池採用 1.5時間満充電 AC2400W(瞬間最大4800W) 16台機器同時充電可能 PSE認証済み 50Hz/60Hz 純正弦波 MPPT制御方式 静音設計 家庭用蓄電池 バックアップ電源 キャンプ 車中泊 業務用 防災グッズ 停電時に
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2000Whくらいあれば、冷蔵庫2晩くらい動かせるし…
ただ、一方で気になっていたのが、数年前に爆売れしていたSuaokiのポタ電のこと
このメーカーについてネットで検索しても今はほとんど情報が出てきません
どうやら、とっくに事業撤退しているみたい…
ポタ電はいくら安くなったとは言え、10年近く使用してやっと元が取れるかどうかの高額商品
また、オールインワンのパッケージ製品になれば、実質家電のような扱いで、数年でメーカーに”ドロン”されるようでは、それこそ目も当てられません
各社保証期間5年だの、7年だのうたっていますが、こういった過去の事例を見る限り一切信用ならないと思っているくらいがちょうどいい気がしますし、
実際、この点が購入に際しての最大のリスクだと思います
ちなみに上記2つの製品は、詳しくはわからないけど、製造メーカーが別にあるOMEっぽい(そうだとすると、最初から売り切る気満々って感じに見えて仕方ない…です)
コスパを考えた大容量のポタ電購入は、一種の”賭け”なのです
あと、仮に10年使えたとして、自分の用途の場合、
10万円の購入費では、計算上どうしても電気代削減の合計に見合いません
以前どこかで、蓄電池の元が取れる導入金額のラインが1kWh当たり9万円と聞いたことがあったので、約半額のこれらの商品でなぜ見合わないのか、どうも腑に落ちないなと…
これについては、使用用途にバッテリー容量が合っているかという点がポイントで、
容量が使用用途に対して過大だと、バッテリーに使われない領域が生じて、
実質無駄な投資になりそうなことがわかってきました
そんなこんなで、
実際に選んだのが、ECOFLOWの製品だったという訳です
ポタ電は、太陽光の売電期間が終了し、
蓄電池の導入を検討されている方のお試しなどにも、おススメできるような気がしてます