【作業の概要】

・ユニットバス下の基礎断熱化が完了しましたので報告まで。

 

 

床下に潜り、ユニットバス下の基礎内側に断熱材を貼り、基礎パッキンと人通口を塞ぎます

 

 

 

 

【作業の手順】

・材料を用意します。発泡系断熱材は、我が家の場合6cm厚のスタイロフォーム(1820mm×910mm)を2枚、ホームセンターで購入してきました。

一度床下に潜って基礎の高さを測りながら、序でに、断熱材を貼り付ける基礎部分にエコボロン(ホウ酸系の防蟻剤)をたっぷり散布しておきます。

スタイロフォームなどを基礎の高さにカットします。我が家の場合は基礎内側の高さが約38cmでした。

・カットした断熱材にもエコボロンをたっぷり吹き付け、1日置いて良く乾かします。

 

 

・乾いた断熱材とその他の材料をを床下に持ち込み、貼り付け作業を行っていきます。

・今回は断熱材の裏に防蟻シール(シリコン材)を塗り付けて貼り付けました(十分な強度で付いています)。さらに念のため、断熱材同士や断熱材と基礎床面とのスキマなども防蟻シールで埋めておきました。

 

 

・また基礎が一体打ちでない場合は、打ち継ぎ部にも内側から防蟻シールを打っておいた方が良いと思います。

 

 

 

・断熱材を基礎に貼り付けたら、防蟻用の発泡ウレタンを吹き付けて基礎パッキンを塞いでいきます。

 

 

人通口のフタは、通販の梱包用資材で付いてきた15cm厚の発泡スチロール(もともとゴミなんでタダ)を用いて作成しました。

・人通口には給排水のパイプが通っているので、ここを避けるように発泡スチロールをカットして並べ、パイプ周りなどの歪なスキマはエアコンパテで埋めて、最後に全体を気密テープで処理しました。

 

 

 

【作業の効果】

・間違いなく大です。

 

 

【用意するもの】

①作業着

 

②ゴーグル

 

③マスク

 

④ゴム手袋

 

⑤ヘッドライト

 

⑥スタイロフォーム

 

⑦防蟻発泡ウレタン

 

⑧防蟻シール

 

 

⑨防蟻剤

 

⑩エアコンパテ

 

⑪気密テープ

 

 

【ポイント、雑感】

・カットしたスタイロフォームは横長のままだと床下で扱いづらいので、予め幅30cmくらいでカットしておいた方が貼り付け作業が断然スムーズでした。

スタイロフォームには防蟻用のシリーズがあり、本当はこれを使いたかったのですが、ホームセンターにあるような部材ではなく調達にひと手間かかることと、何と言っても値段がかなり高いため、通常のものを使用することとしました。

・知り合いの大工さんから、基礎断熱を行う際に、念のため防蟻剤を散布しているという話を聞き、今回は同じようなやり方でやってみました。

・エコボロンについては、基本加盟店からしか購入できないようです。似たようなものを探したところ上記のものが見つかりました。もしエコボロンが手に入らないようだったら、こちらを使っていたと思います。

基礎の水抜き用の穴が開いたままとなっている場合には、防蟻用のシール材や発泡ウレタン等でしっかり埋めた上で断熱材を貼らないといけません。(この穴が白アリの通り道となる危険があり、断熱材で覆ってしまうと後々の視認も難しくなるため。)

・今回は断熱材を床面まで貼る(折り返しの)施工はしませんでした。改めて結露がないか等確認する予定なので、冬場の温熱環境なども見ながら、どうするか決めて行きたいと思います。