天空の御社    息子の仕事 | 黄昏黒猫屋敷ー布人形とイラストの小部屋

黄昏黒猫屋敷ー布人形とイラストの小部屋

世間からかなりずれている管理人、黄昏黒猫堂こと黒猫が自作人形やイラストを発表しつつ、ニート、ひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。)

 

あれなるは さぞ名高き神様のお出まし

何用かは存じませぬが

黄昏森の皆を集めてお出迎えを

ゆめゆめ失礼なきように

 

(画像と本文は直接の関係はありません。)

 

 息子は朝、僕よりも早く出かけていき、夜もわりと遅く帰ってきます。就労支援施設で働く息子は、今春、精神保健福祉士の国家試験に合格したので、非常勤から常勤の職員になりました。息子の働く団体は、できてからまだ日が浅く、施設の経営も、まだ軌道に乗せようとしている段階です。

 給料は、はっきり言ってよくありません。笑ってしまうほどの薄給です。息子は試験に合格したら、別な職場を探すことも考えたみたいですが、よくよく考えてみると、非常勤の時も含めて、息子はほとんど創立メンバーではないかとも思えます。まだまだ体制も確立されておらず、すべてはこれからの、息子たち次第の職場です。既存の組織に入るのではなく、自分たちでこれから作っていく組織、息子はどうやらそこに魅力を感じているようです。すべて一から始めていくことで培われる経験、「これは金を払ってでも価値があることだ。」と息子は言います。

まあ、そんなわけで、息子は、笑っちゃうほど安い給料で、元気に働いています。若いのだから、今から守りにはいることもないでしょうし、面白そうに仕事に取り組んでいるから、これでいいんだなあと思います。

 そんな息子ですが、前の記事でも度々書いたように、元不登校児です。息子の不登校については、様々に書いてきたので、ここでは、息子の簡単な略歴にとどめます。

 

小6~中3   1日も学校に登校せず、フリースクールに通学

夜間定時制高校に入学  通信制高校との併修で3年で卒業

工学系の専門学校(二年制、大学3年次編入可能)に進学

部品メーカーに技術者として就職するも、思うところあって、1年で退職。

退職と同時に福祉系の通信制大学に3年次編入。

そのすぐ後に現在の職場に非常勤職員として勤務。

働きながら、4年かけて大学を卒業し、精神保健福祉士の国家試験に合格。

現在の職場に精神保健福祉士として常勤職員となる。

薄給ですが生き生きとして働いています。

 

 

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