夏の森の奥から    おもろうてやがてかなしき | 黄昏黒猫屋敷ー布人形とイラストの小部屋

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世間からかなりずれている管理人、黄昏黒猫堂こと黒猫が自作人形やイラストを発表しつつ、ニート、ひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。)

 

夏の森の奥から変な奴らがやってくる

森の奥から風を連れてくる

その風に 人はほっと息をつくんだ

 

 

 

 

 

だいたい日曜の午後は家の近くの用水路で釣りをしています。

雨の日も、橋の下の雨を避けられるところで釣りをします。

体調が悪くない限り、日曜の午後はたいがい用水路にいます。

この前の日曜はここで釣りました。

片側の草が刈りこまれているので、スッキリしています。

両岸草ぼうぼうのところも結構多いです。竿を振るのに邪魔になる草とか、

糸が引っ掛かりそうな対岸の草はあらかじめ刈っておきます。

この時期の用水路は田んぼに潅水中なので流れが早くて、

餌をオモリで底に沈め、数珠のような浮子を使う「シモリ釣り」をするのですが、

この日は、比較的流れが緩かったので普通の浮子を使って流して釣りました。

結果はこれです。10~20cmの鮒に混じって、タナゴがポツリポツリでした。

シモリ釣りで餌を大きめにつければ、もっと大きいのが釣れたと思います。

浮子の動きを見ているのは楽しいですね。これは絶対かかる、

そう思っても、かなり空振りしたり、釣り落としたりしました。

そういうのも含めて、釣りは面白いものですね。それでも、いつも思うのです。

 

<おもろうてやがてかなしき>

 

楽しかったのですが、帰り支度をするとき、そこはかとなく哀しい気分になります。

この気分は、たぶん何をしても付きまとう感情かもしれません。

宴の後というか、祭りの後というか、終わってしまったものへの哀惜。

哀惜を感じれば感じる程にやめられなくなる。

それが好き(数寄)というのかわかりませんが、風流と思えたら幸いと思います。

まあ、たかが雑魚釣りですが。

 

 

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