森のオヤジよ どうしてお前はそこにいる
お化けの樹よ どうしてお前はそこにいる
そうきかれてもねえ よくわからないんだ
まあ なんだな ここがどうにもしっくりくる
ただそれだけの話なんだが
別にこれといったわけなんか思いあたらないんだな
黄昏森の土の精霊のひとり、森のオヤジです。作ってはみたものの、どうにも失敗作にしか思えなくて、今までアップしなくて、お蔵入りかとも思ったのですが、最近、画像に人形を置く時、可愛いものとか、きれいなものとか、奇抜なものでは、どうもしっくり馴染まなくて、困ってしまうことがあります。自分を主張することのない者の方が、かえってすわりがよいこともあるように思います。
たぶん駄作というものはなくて、必ずそれに合った役どころというものがあると思います。だから無駄なものとか、失敗したものとかは何一つなく、駄作などはひとつもない。そう思えるのです。実際、この背景画像には自分のお気に入りの人形で馴染むものはありませんでした。そこで、眠っていた森のオヤジを引っ張り出してきたのです。
この世に存在するものには、必ずそれでなければならない役どころ、居場所といったもの、それが必ずあると思います。まあ、全部が駄作だと言われればそれまでのことですが、それでも僕というものは現に存在しているので、それでよいかなと思います。
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