妖精の森の中の家    精神疾患と住宅ローン | 黄昏黒猫屋敷ー布人形とイラストの小部屋

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世間からかなりずれている管理人、黄昏黒猫堂こと黒猫が自作人形やイラストを発表しつつ、ニート、ひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。)

 

深い森に迷い込んでふと見たら

可愛らしい黄色いお家がありました

ねえ僕らここに住もうよ

森の主も許してくれるみたいだ

 

 

 

 

 

15年前に今の家を買ったのですが、その時にひと悶着ありました。

僕は20年前に強迫性障害を発症(その根っこは幼少期の歪な母子関係)、

自律神経失調症を併発して、やがてうつ病に発展しました。

家を買う頃には、通院しながらも、なんとか仕事はできていましたが、

いざ住宅ローンを組もうとすると審査に通らないのです。

まあ、いつ労働不能になるかどうかわからない人にお金は貸しませんよね。

うつ病に限らず、他のいろいろな精神疾患はもとより自律神経失調症でもアウトです。

幸い、あまりお金を使わない暮らしをしていたので、

貯金は結構あって、それに解約返戻金の多い保険を解約すると、

かなりまとまったお金になり、中古住宅ならキャッシュで買えそうでした。

職場で紹介してもらった一級建築士さんと中古物件を探し、

耐震性も高く、地盤も良好な今の家を買うことになりました。

建築士さんの話では70年はもつだろうということでした。

結果的に家を買うことはできましたが、(その後、癌にもなりました。)

精神疾患の病歴のある人が住宅ローンを組むことの難しさを実感しました。

仮に寛解状態にあって、普通の暮らしができているとしても、

精神疾患の再発の可能性は高いので、病歴を伏せてローン審査に通ったとしても、

再発した時に大変なトラブルになるので、病歴を隠すことはお勧めできません。

今は空き家問題もあり、都心から離れた中古物件なら、

ある程度の購入資金と、リフォーム資金があれば、低額での持ち家取得は可能です。

もちろん、立地とか、持ち家、賃貸のメリット、デメリットを勘案した上で、ですが。

そして僕はいまだに精神科に通院していています。

おおむね問題はないのですが、まだ症状は多少残り、寛解にはいたっていません。

 

 

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