森のペンギンさん  ゼロリスクはないから安心しよう | 黄昏黒猫屋敷ー布人形とイラストの小部屋

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世間からかなりずれている管理人、黄昏黒猫堂こと黒猫が自作人形やイラストを発表しつつ、ニート、ひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。)

森のペンギンさんです。うちのまわりの森には、当然ですが、ペンギンはいません。ウグイスだとかカッコーとかトンビはいますが、ペンギンがいるわけはないですよね。それでも、もしいるとしたら、ここの森に似合うペンギンはどんなだろうと思いながら作ってみました。そんなのペンギンじゃないよ。そうですよね。でも、近所の里山仕様のペンギンということでお許しください。

 

 

 昨日の記事では悲観的なことを書いてしまいましたが、それでも悲観はしていません。確かにリスクがあることは事実だと思いますが、リスクがあることを認めることと、悲観することは別のことではないかと思っています。

 かなり次元の違う話ですが。

 うちの息子は不登校で中学には1日も行きませんでした。これは普通のレールからはずれることで、この段階でリスクを背負ったことになります。でも、定時制高校から専門学校に進み、わりといい会社に就職できました。息子は一応リスクを回避できたことになります。でも、思うことがあり、会社を辞めて、福祉作業所でアルバイトをしながら精神保健福祉士になるために通信制大学で学び、来年は国家試験をひかえています。息子は会社を辞めることで、あえてまたリスクをとりました。リスクと背中合わせでここまで来ました。

 それと娘も不登校をし、なんとか抜け出せそうかなと思ったら、ひきこもり状態になりました。ひきこもりというのも、将来を考えると非常にリスキーな状態です。僕も癌になったりしましたし(後遺障害も負いましたし、転移の危険もまだあります。)、考えてみると、我が家はいつもリスクと隣り合わせだったような気がします。いえ、娘の状態を考えるといまだにリスキーです(あっ、僕の体も)。それだから、いつの間にか、自分の中に、生きていくうえで「ゼロリスク」などありえないという感覚になりました。妻は、「いつもうちは非常事態だね。」と笑います。

 また唐突に次元の違う話に戻りますが、たとえどんなことがあろうとも、どんな形であれ、日本は必ず乗り越えると思います。リスクを恐れて、心が委縮して、思考停止しなければ、恐れることはないと思います。いつだって、「ゼロリスク」などありえないのですから。

 

 

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