ひきこもり娘が言います。「あと10年生きてみよう。」
ふと、ジブリ映画「風立ちぬ」のラストシーンを思いました。
夢の中で二郎に、飛行機設計家のカプローニが言います。
「日本の少年よ。君の10年はどうだった。」、と。
10年という歳月は象徴的です。
あと15年で、僕は父がなくなった年齢になります。
父は初期で癌が見つかったのに、再発、転移を繰り返して、
15年かけて亡くなりました。
僕も癌の経過観察中です。
しかも、父と違い、かなり進行してから見つかりました。
もちろん先のことなどわかりませんが、死とは仲良くなりました。
さて、僕は10年を生きてみましょう。
僕の10年。娘の10年。どんな10年になるのでしょう。
10年とは象徴的です。10年たったら娘に聞いてみましょう。
「楽しかったかい。君の10年は。」、と
もちろん僕の10年は心躍るものにします。
その先のことはその時のことです。
昨夜から癌の後遺症が突発的に悪化。今日は仕事を休みました。いつも不意打ちです。
動けない時は動けないものだな、と思いながら天井をぼんやり眺めます。
状況に逆らってもどうにもならないので、こんな時は思い切り潰れます。
今は症状も落ち着いて、明日は出勤できそうです。
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