息子が振り返る自らの不登校 | 黄昏黒猫屋敷ー布人形とイラストの小部屋
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世間からかなりずれている管理人、黄昏黒猫堂こと黒猫が自作人形やイラストを発表しつつ、ニート、ひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。)

「俺は相当問題のある奴だったと思う。不登校になるのは当然だったな。」ついこないだの夕食の時のことだ。「はっきり言って小学校の頃まで自分の感情を上手く制御できていなかった。不適応を起こして不登校にもなるな。」、と息子は言った。

息子が言う通り、幼児期の息子は相当な発達のアンバランスがあった。その特徴は、異常な多動性と衝動性、それと現状変更にたいする混乱だった。なにしろテレビを買い替えただけで不安定になってしまうのだ。はっきり言って、息子に言うことをきかせるためには、虐待すれすれの相当に手荒なことをしなければならなかったろう。だが、僕ら夫婦は人間、しかも我が子にそんな調教じみたことをしたくはなかった。ひたすら息子に合わせる生活をして、息子が落ち着いて過ごせるように心がけた。

3歳を過ぎると、なんとか多動性、衝動性は落ち着いてきて、幼稚園入園の頃にはすっかり落ち着いていた。それでも、身の回りの急な変化には弱かった(後に発達障害のことを知り、診断を受けてみたところ、特性がすっかり弱まっているため、確定診断はできないが、ADHD,ASDの可能性は考えられるという。)。

小学校に入る頃には友達もできて落ち着いた様子だった。だが、マイホームを買って、隣市に引っ越し、学校も転校になると、学校に不適応を起こし、イジメも受けた。精神的にダメージを受けた息子を見て、もう無理だなと思い、僕は息子が学校に行くのをやめさせた。フリースクールは偶然にも発達障害の子供たちを中心に受け入れるところだった。中学に行かなかったのは、ある意味正解だったと思う。高校入学まで専門性の高い先生たちに見守られたおかげで、その後もなんとかやっていけたのだと思う。

そして今、息子は過去の自分を実に客観的にとらえている。冷静に自分を分析して、これまでの自分の経験を今後に生かすことを考えている。今の息子は僕などよりもずっと多面的な目を持っているように見える。息子にしかできなかった経験を生かして、支援者として生きていってもらいたい。

 

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