【カゴメ=トマト】経営戦略を誤りブランド崩壊…這い上がったワケ | チャメのビーナスのブログ

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皆様にお読みいただけましたら幸いです。



カゴメはご存知の通り、トマトジュースや野菜ジュース、トマトケチャップを主に扱う大手総合メーカーです。カゴメはブランディングで成功した企業です。「◯◯といえばA社」と直ぐに連想できる企業はブランド力があるといえます。カゴメの創業者はトマト栽培を始めたことをきっかけに、国産トマトソースの製造事業へと発展させていきました。このようなブランドイメージは、お金には換算できない強力な無形の資産となります。しかし、「カゴメ=トマト」という強力なブランドイメージを形成することができたにもかかわらず、そのブランドイメージを大きく崩すことになった誤った経営戦略をとったことが過去にあります。







カゴメは一時期、総合食品メーカーを目指し、トマトジュースや野菜ジュースに加え、コーヒーや紅茶、果汁系ジュースなどにまで手を広げました。しかし、コーヒーや紅茶、果汁系ジュースなどは思うように売れませんでした。在庫の山が残り、在庫保管効率は悪くなり、採算が悪化していきました。在庫をさばくために大幅な値引きを余儀なくされました。過当な値引きにより、ブランドイメージを損ねる事態にまで発展していきました。同社はブランドの崩壊という危機に直面したのです。約2,000あった商品数を約半数近くに縮小し選択と集中を行いました。



原点回帰でブランドを刷新した

そのような状況で、創業約100年にして新しく就任した新社長が、「カゴメをどのような会社にするのか」「カゴメの強みは何か」を経営陣で徹底的に議論しました。創業以来の同社のDNAである「土に親しむ(会社)」への回帰です。自社のコア・コンピタンス(中核となる企業の強み)を踏まえ、同社は「トマトと野菜のカンパニー」と定義したのです。さらに、カゴメラビオ(旧雪印ラビオを買収)を完全子会社化し、「乳酸菌(免疫力)」という新たな経営資源を獲得しました。



そこで同社は、トマト、野菜、乳酸菌を「自然の仲間」とひとくくりにし、ブランドステートメントとして「自然を、おいしく、楽しく。KAGOME」を発表しました。カゴメのブランドを再定義したのです。自然の恵みがもつ抗酸化力や免疫力を活用し、食と健康を深く追求することです。「おいしく」とは、自然に反する添加物や技術に頼らず、体にやさしいおいしさを実現することです「楽しく」とは、地球環境と体内環境に十分配慮し、食の楽しさの新しい需要を創造することです。



ブランドを浸透させる努力を行った

再定義したブランドを社内に浸透させるために、社長自らが社員に直接ブランドの意味について説明を行っていきました。社員研修を行うなどして社員に浸透させることに注力しました。地道な努力により、社内に統一したブランド観を構築することができたのです。顧客にブランド価値を伝えていくことに年間1万人を目標とし、講演を行うことで啓蒙していったのです。



また、取引先の関係者を工場見学に招待し、現場・現物を見せることでブランドの魅力を伝えていきました。一度構築されたブランド力は、見えない資産として大きな力を発揮します。時間はかかりますが、カゴメのような確固たるブランド力を確立することは非常に大事なことです。企業が永続的に発展していくためにはブランドの確立が欠かせません。カゴメの事例はその重要性を端的に示しているといえそうです。



引用元http://bit.ly/2daMeVG

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商品名を「鼻セレブ」に変えて売上3倍。売れる名前に隠された秘密




ネーミングにより売り上げが激増した事例は沢山あります。たとえば、「鼻セレブ」は有名な事例でしょう。鼻セレブは高級ティッシュです。鼻セレブは「ダブル保湿」と「天然由来スクワラン配合」という高機能を売りにした商品です。でもこの売りは伝わりづらいものがあります。そこで重要となるのがネーミングです。商品名を「鼻セレブ」に変えたところ売り上げは急増しました。保湿ティッシュ市場シェアは20~25%を保つまでに成長したのです。

引用元http://www.mag2.com/p/news/220677?utm_source%EF%BC%9Dspotlight

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キューピーから学ぶ商品と共に思い出されるパッケージデザインとは?






キューピーが瓶詰マヨネーズを発売したのが1925年。その当時からパッケージの真ん中に描かれたキューピーさんのマークは変わりません。天使のキューピッドをモチーフにしたデザインは、透明なボトルにもエンボス加工されています。キューピーと言われてイメージするのがまさにこのキューピー人形になっています。



昔から一貫しているパッケージデザイン

キューピーのマークによって、キューピーと言われて思いつくことがマヨネーズになっています。パッケージに描かれているキューピーは、マヨネーズの色に生える赤を使用。色の対比を上手く利用することによって、印象を強くさせる効果もあるのです。

引用元https://crowdworks.jp/public/jobs/category/93/articles/6481

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単語を聞いただけでイメージが湧いてくるこれが企業のブランドイメージだと思います。ブランド価値を構築するということは簡単なことではありません。
しかし、一度構築されたブランド力は、見えない資産として大きな力を発揮すると思います。

そして製品のネーミングの効果は絶大です。商品名を変えたところ売り上げは急増した製品は沢山あります。「身近なキーワードを取り入れる」ことで誰もが知っているとイメージできます。ネーミングのポイントは、誰もが知っているキーワードを取り入れることにあるようです。


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