熱海で ケアタクシー(介護タクシー)に従事しています「熱海・伊豆おはな 介護ナース ナースドライバー 河瀬愛美(あいみぃ)」です。
全国訪問ボランティアナースの会 キャンナスの８１カ所目となるキャンナス熱海の代表もしてます。
最近は 切羽詰まった内容の前日の予約や当日予約などを多くいただきます。
コロナ禍の中、入院してしまうと家族の面会もほとんど出来ず、ご利用者様もご家族も 寂しさや不安を抱え、最終的に 「自宅で介護をする」と決断されて自宅に帰ったが、その後、通院するのに家族だけでは介助が困難で困っているとか、予定よりもかなり早くに退院が決まり明日帰ることになったが家族の車では乗降は、難しいし、不安、、などなど。
先日も ご家族で なんとか通院介助をしていたが、外階段もあり、病院までも距離もあり、ヘトヘトになってしまうような状況にあられる方の通院送迎介助をさせていただきました。
前日の連絡で急遽 調整し、前日の夕方にケアマネージャーさんと訪問することができたので状況を把握できました。
歩行は困難になってきたとのことでしたが、普段から 座って過ごしている時間が長く、また、ご家族の車でシートに座って通院されていたことと、車椅子のまま車に乗ることで不安になる可能性もあること、ウトウトと寝てしまうことも多いとのことという内容を踏まえ、当社のほうも急遽の調整で 車椅子のまま乗車する車両を調整出来ず、助手席が回転する車両(通称マナ号)で通院送迎をすることになりました。
当日、少し不安そうな表情をされていたご利用者様。
ベッドから車椅子に移乗する際や車椅子から車の回転シートに移乗する時は 足に力が入らず、ほぼ全介助で 抱えるようにして移乗しました。
そして、準備が整い、出発し、片道約50分ほどかかる病院へ行くまでは ウトウトと寝られていました。
病院に到着し、回転シートから病院の車椅子に移乗する時は、足をしっかり地面に付き、ご家族にもサポートしていただいた状態ですが、介助で立ち上がりができました。
そして、帰りのお迎えの際は、ニコニコされて車椅子に座られていました。
「車のシートに座るので、立ち上がれますか？」と聞くと「うん!」と言われ、介助で立ち上がり、足をゆっくりゆっくり動かされ、回転したシートに座られました。
帰りの車中は、利用者様は ぐっすり眠られていました。
ご家族も 行きの時は ご利用者様の闘病の話や今までの介護での不安なことや大変なことなどを話されていました。話の中で、睡眠不足だろうとは 感じていたので、帰りの車中では 「ご利用者様も眠っていますし、ご家族様も眠くなったら寝てくださいね。」と伝えておきました。途中、ミラーで確認すると ご家族様もウトウトと眠っておられたので、少しの時間でも休息がとれますようにと願いながら 運転しました。
自宅に着き、ご利用者様は パチッと目を開き、「車椅子に移りますが、立てますか？」と聞くと「立てる」と答え、病院で車椅子から車のシートに移乗する時よりも 協力動作があり、しっかりと立たれ、足をゆっくり動かし、車椅子に移乗ができました。
そして 最後にベッドに移乗する時も 行く時は全介助で抱えるような移乗でしたが、ご自身の動く力を使いながら、移乗しました。
そして、「ありがとう」とにっこり笑顔。
ご家族も 今までは 自分たちで ベッドから抱えたりしながら外階段も昇降し、自家用車に乗して病院に送迎、病院に着いたら車椅子に移乗して病院の建物内にご利用者様に待っていてもらい、車を駐車場に置きにいき、院内の付き添いをし、帰りは逆の手順で 駐車場に車を取りに行き、車に乗せて、運転して、自宅に着いたら
車の中からご利用者様を抱えて、階段昇降し、ベッドまで、、。そして 自宅でのケアが始まる、、。
とても 大変だったかと思います。
通院の時に その大変だった部分が私たちがお手伝いすることで、ご家族の休息に繋がるかもしれません。
ご家族が抱えている介護負担が減ることで 利用者様も 心と身体にあらわれている症状が少しは緩和され、出来ないと思っていたことが出来て 喜びや笑顔がたくさん見れるようになったら嬉しいです。
今回は マナ号を通して、嬉しい場面がたくさん見れたように思います。
「マナ号」と名付けたのは、マナは、ハワイ語 で、 神秘的な力、 生命の力、 奇跡などの意味があります。
この車で通院介助する事によって、利用者様の生命の力、残存機能を引き出し、生きる希望、 目標 を持って頂いて、奇跡を起こしたい。
そんな願いがこめられているマナ号は、今までは、通院以外では運用出来ませんでしたが、これからは、事業用として登録したため、退院や転院、買い物、観光など様々な用途でのケアタクシーとして運用出来ます。
ハッピー快号～(介護)♪
外出は、色々なミラクルが起きると、いつも感じています。
私たちは通院目的の送迎が多いですが、その通院も、その方にとっては、外に出掛ける楽しみな時間なのです。
いつも、家の中から見ていた空を思いっきり見て、気温を肌で感じ、季節の香りを楽しみ、人と話す、、、などなど。
この小さなワクワクが笑顔を引き出し、その人本来の持っている力が湧き上がり、ミラクルが起きる！それは「話す」ことだったり、「食べる」ことだったり、「家族の中で自分の役割を取り戻す」ことであったり、様々です。
だから、やってみたいこと、やりたかったこと、行きたいところに、私たちと一緒に行ってみませんか？
三島信用金庫のホームページに、『第９回さんしん夢企業大賞』受賞企業の紹介ページが公開され、その中で、受賞企業の紹介動画も公開されました。
動画等はこちらからになります。
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https://www.mishima-shinkin.co.jp/yume_kigyo/yume_winner.html
伊豆おはなは、いろんな方々との連携を強化し、①熱海や熱海周辺に住まれている方々の送迎を含むさまざまな外出のお手伝い、②熱海に別荘を持っているけど身体が思うようにならず、来れなくなった、でもまた別荘に行きたいと思われている方の送迎を含むさまざまなお手伝い、③ユニバーサルツーリズム（高齢や病気、障がい等の有無に関わらず誰もが気兼ねなく参加できる、誰もが楽しめる旅行を目指す、実現する）にもできる限りですが、力をいれていきます
通院、入院、退院、転院、一時帰宅等の送迎・付き添い、お出かけ、観光、冠婚葬祭時の送迎・付き添いなど、まずはお気軽にお電話、メールいただければ有難いです。。(ご連絡いただいた時に送迎中などの場合は 後程ご連絡致します)
電話 0557-88-6010
(8:00～18:00。日曜日が定休日ですが、対応可能な日もありますのでお問い合わせください)
メール info@izuohana.com
(24時間可能 確認がすぐにはできませんことをご了承ください。お急ぎの時は お電話ください)
株式会社 伊豆おはな
代表取締役 河瀬豊
専務取締役 河瀬愛美(看護師)
☆2017年9月に熱海で開催されたアロハフェスティバルがご縁で 老舗旅館法悦 の ご主人と出会い、なにか連携ができることがあれば、、、と
熱海 介護・福祉タクシー 伊豆おはな と 熱海温泉 旅館 法悦 で、民間レベルによる新サービス共同開発をするための パートナーシップ 契約を締結いたしました。
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