私たちがこれから目指している『ワンストップサービス』『ユニバーサルツーリズム』。 | 熱海 看護師もいる介護タクシー 伊豆おはなのブログ

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2013年12月24日 「伊豆おはな」は
介護タクシー等事業を
静岡県熱海市にて開業致しました。

熱海で ケアタクシー(介護タクシー)に従事しています「熱海・伊豆おはな 介護ナース ナースドライバー 河瀬愛美(あいみぃ)」です。

病気で倒れてから初めての遠出の外出をされる方の車両での送迎、付き添い、他社との連携、目的地の情報収集、新幹線の予約など、さまざまなコーディネートをさせていただきました。


振り返ると、これは、私たちがこれから目指している『ワンストップサービス』(^-^)

相談があったのは、11月に入った位の通院送迎の時。 

話の流れで、通院以外でのお出かけをした方のお話をした際に、 「身内が出演する演奏会に行きたいんです。病気になってからどうやったら行けるか家族で ずっと話し合ってたんです。家族が運転する車で行こうか、でも普段が車椅子だから、普通の車のシートに乗るのも大変だし、サービスエリアのトイレに行くのも大変そうだし、家族は疲れちゃうだろうし、、。行く手段をいろいろ考えて悩んで、諦めようかと思っていたんだけど、おはなさんの車で行けますか?」と聞かれました。

「もちろん、伊豆おはなの車両でお出かけできます!」とお答えしましたが、年末の土曜日に熱海から東京方面、、。渋滞が心配。

そこで、提案させていただいたのが、伊豆おはなの車両で自宅↔熱海駅の送迎、東京までは新幹線利用(多目的室)、東京駅↔目的地は 東京のケアタクシーを利用という内容。

ご利用者様とご家族は「そんな方法があるんですか⁉車椅子でも 新幹線に乗れるんですか⁉
」と驚きの表情。「ぜひ お願いしたいです!」と言っていただきました。

そして、利用者様からは、「病気になってから初めての遠出なんです。家族も一緒に行きますが遠出だと家族も疲れてしまうので、愛美さん、 付いてきていただけますか?」と言っていただき、スケジュール調整し、私のほうも準備万端。

①東京駅から目的地の場所(距離や時間)を調べ、以前にも連携していただいた東京駅近くにある民間救急Quant様に送迎連携を相談させていただき、連携可能という返事(*^▽^)/★*☆♪

②新幹線の時間を調べ、時間に余裕を持った行程表を社長が作成。

③新幹線の多目的室を利用するには 乗車1ヶ月前からの予約となるため、利用日の1ヶ月前の11月末に予約(多目的室は利用者様と付き添いの私の二名、ご家族2名は多目的室に近い車両の座席)。

④連携してくださる民間救急・ケアタクシーQuantさんに再度連絡。往復の新幹線の時間などを伝え、作成した行程表をFAXし、確認していただく。(都内の道路事情などがわからないので この時点でアドバイスいただければと思い、見ていただく)

⑤ご利用者様に 行程表やお見積書をお渡しし、説明する(質問や不安な点などを伺う)。

⑥熱海駅の新幹線のみどりの窓口に 予約した切符を買いに行く(代行)
この時に、新幹線乗降時にスロープをかけていただけるように依頼。

⑦目的地の会場に電話で問い合わせ。
多目的トイレがあるか、車椅子で座席の近くまで行けるか、座席に座ったら車椅子を畳んで置いておける場所があるかなど。
この時点で、思っていたよりも階段昇降しないと座席に行けないことがわかりました。
(ご家族に事前に協力依頼)

⑧前日にご本人、Quantさんにお電話で最終確認。

そして、当日を迎えました。
当日は、社長と共に自宅にお迎え。


「ドキドキ、ワクワクしちゃてあまり寝れなかった」と言いながらも笑顔。
ご家族もいつもよりも穏やかな表情。

伊豆おはなの車両に乗車し、熱海駅へ。
熱海駅周辺は やや混雑していましたが、予定よりも早めに到着。
社長に見送られ、ここからは 私が同行し、出発!
熱海駅、年末の土曜日で ものすごい人でした!
新幹線の改札に行くにはまずは在来線の改札を通りますが、混雑していて、在来線の改札口から なかなか中に入れず。



なんとか改札を抜け、「トイレに行きたい」というご利用者様と一緒に在来線改札口に近い多機能トイレ🚻に行くと、使用中。
「じゃあ、新幹線の改札を通ってからトイレに行きましょう」と新幹線の改札を入ると 多機能トイレが工事中とのこと(@_@)
再度、在来線のほうのトイレに戻ると 使用中、、。
余裕持って着いたけど、新幹線間に合うかな、、とやや焦る。

急いで戻り、新幹線ホームに上がり、新幹線を待つ間も ご利用者様とご家族は 「久しぶりの新幹線ね~。車椅子のまま乗れるなんてすごいわね~」と嬉しそう。
新幹線が到着。


駅員さんがスロープを設置さてくださり、安全に乗車。
多目的室に入り、利用者様も ご家族も「すごいわね~‼」と感動。
ご家族は多目的室に近い車両の座席へ移動し、束の間の休息&ランチ。

ご利用者様も新幹線に乗った時は必ずこの駅弁を買っていたという駅弁を久しぶりに召し上がり「美味しー」と笑顔。
麻痺があるため、お弁当は 私がちょうどいい高さで持ち、召し上がっていただきました。

途中、富士山🗻が見えたり、よく出掛けていたという場所が車窓から見れ、懐かしそうにされていました。そして、病気になる前のお仕事や趣味の話、ご家族への感謝の気持ちなどを話されました。


あっという間に 東京駅へ。
ご家族も「富士山🗻見た?綺麗だったね~♪」と笑顔。
東京駅でも駅員さんがスロープを設置してくださり、降りたら、Quantさんが「こんにちは~」と笑顔で迎えてくださいました。

Quantさんの車両に乗車し、いざ、目的地の会場へ出発。道路は予想してたよりもそんなに混雑していませんでした。土日は 各オフィスもお休みなので、ビジネス街は 混雑していないそうです。
ただ、場所によっては 混雑。
目的地までの道中、Quantさんが 通る場所の説明をしてくださり、ご利用者様、ご家族は、「東京観光まで できたわ!」と喜んでくださいました。

早めに目的地の会場へ着き、演奏会が始まる前にも親戚やご友人たちと久しぶりに再会し、笑顔がたくさん見られました。

そして、開場となりホール入り口に近づくと 係の方が声をかけてくださいました。
私が事前に 多目的トイレの場所や座席近くまで車椅子で行けるかなどを確認のお電話をしていたので、気にかけてくださっていました。
この時点で感動!感謝!

お電話では伺っていたのですが、ホールに入る前に まず下りの階段が10段ちょっと ありました。
利用者様は 自宅の階段3段はリハビリをして手すりを掴まりながら昇降されていますが、連続10段は初。
「でも頑張れる!」と言われ、サポートし、落ち着いていつも通りに降りることができました\(^^)/
その間、会場係の女性が 車椅子を階段下まで降ろしてくださいました。ありがとうございます。

そして、ホールに入るとさらに下りの階段10段ほど。手すりが 麻痺側にあるため、ご家族にサポートしてもらって車椅子階段介助をしようとご利用者様に説明しようとしたら、周りにいた男性のお客様が数名 「手伝います」と言ってくださいました!
3人手伝ってくださったので、私含めて4人で車椅子ごと持ち上げて 階段を降りました。
ご利用者様は 「貴重な体験をしました」と言ってくださいました。
あとで わかったのですが、お手伝いしてくださった方の中には ご利用者様のお知り合いもいらっしゃいました。お互いに 階段を降りてから「あら?」とびっくりされ、なんだか、ほのぼのしました。

そして 座席までは 車椅子で一段ずつゆっくり段差処理をすれば 安全に行けたので、私が介助し、無事に座席へ着席。
「感無量です!」と言っていただきました。

車椅子は ホールの外に畳んで置かせていただきました。

演奏会は 年末に相応しい楽曲で 感動致しました。
利用者様もご家族も「今までで 一番よかった!」と喜んでおられました。

帰りは 階段は全て上りになるのですが、またお知り合いの3人の男性が手伝ってくださりました。心のバリアフリーですね(σ≧▽≦)σ

会場からの帰りも Quantさんの車両では ご利用者様、ご家族とも 演奏会の興奮覚めやらず、和気あいあいで あっという間に東京駅へ。予定の新幹線に乗車するまでエレベーター近くにあるあった車椅子ユーザーの方などの待合室を見つけ、時間調整してから ホームへ上がり、予定の新幹線へ乗車。「まだ、夢みたいな気分です。新幹線に乗って東京に行ったなんて」と話されていました。
熱海駅では 社長が出迎えてくれ、ご自宅へ送迎。
ご本人から「大冒険でした。すごく楽しかったし、パワーになった。なにもかもスムーズにいって ドラえもんのどこでもドアを使ったような気分です」と嬉しい言葉を言っていただきました。
10時間のお付き添い、私も楽しかったです。出会った皆様に感謝致します。











外出は、色々なミラクルが起きると、いつも感じています。

私たちは通院目的の送迎が多いですが、その通院も、その方にとっては、外に出掛ける楽しみな時間なのです。

いつも、家の中から見ていた空を思いっきり見て、気温を肌で感じ、季節の香りを楽しみ、人と話す、、、などなど。

この小さなワクワクが笑顔を引き出し、その人本来の持っている力が湧き上がり、ミラクルが起きる!それは「話す」ことだったり、「食べる」ことだったり、「家族の中で自分の役割を取り戻す」ことであったり、様々です。

だから、やってみたいこと、やりたかったこと、行きたいところに、私たちと一緒に行ってみませんか?  

伊豆おはなは、いろんな方々との連携を強化し、①熱海や熱海周辺に住まれている方々の送迎を含むさまざまな外出のお手伝い、②熱海に別荘を持っているけど身体が思うようにならず、来れなくなった、でもまた別荘に行きたいと思われている方の送迎を含むさまざまなお手伝い、③ユニバーサルツーリズム(高齢や病気、障がい等の有無に関わらず誰もが気兼ねなく参加できる、誰もが楽しめる旅行を目指す、実現する)にもできる限りですが、力をいれていきます

通院、入院、退院、転院、一時帰宅等の送迎・付き添い、お出かけ、観光、冠婚葬祭時の送迎・付き添いなど、まずはお気軽にお電話、メールいただければ有難いです。。(ご連絡いただいた時に送迎中などの場合は 後程ご連絡致します)

電話  0557-88-6010  
(8:00~18:00。日曜日が定休日ですが、対応可能な日もありますのでお問い合わせください)

メール info@izuohana.com
(24時間可能  確認がすぐにはできませんことをご了承ください。お急ぎの時は お電話ください)

株式会社 伊豆おはな 
代表取締役 河瀬豊
専務取締役 河瀬愛美(看護師)





2017年9月に熱海で開催されたアロハフェスティバルがご縁で 老舗旅館法悦 の ご主人と出会い、なにか連携ができることがあれば、、、と
熱海 介護・福祉タクシー 伊豆おはな と 熱海温泉 旅館 法悦 で、民間レベルによる新サービス共同開発をするための パートナーシップ 契約を締結いたしました。
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