患者等搬送事業者としての任務 | 熱海 看護師もいる介護タクシー 伊豆おはなのブログ

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2013年12月24日 「伊豆おはな」は
介護タクシー等事業を
静岡県熱海市にて開業致しました。

熱海で訪問介護事業と介護タクシー事業に従事しています「熱海 伊豆おはな 介護ナース 河瀬愛美」です。
全国訪問ボランティアナースの会 キャンナスの81ヵ所目となるキャンナス熱海の代表もしています。


今日は 緊急対応があり、午後からちょっとバタバタしました。
連絡をくださったご家族からの聞き取りし、必要になりそうな道具を おはな号に積み、出発。

積んだ道具は リクライニング車椅子、布担架、念のためAEDなど。

自宅近くに行くと、ご家族が道に立っていてくださり、とても不安そうでした。

お部屋に入ると 患者様は 床に仰向けで寝ている状態でしたが、意識はあり、話もできました。「私は看護師です。病院に行く準備をしましょう。」と声をかけると「そうかい。それは安心だ」と言ってくださいました。
お電話で、朝から動けなくなっていたようだというお話だったので、「お小水は朝からどうされてましたか?出てますか?」と聞くと 尿瓶が家にあり、一度使ったとのこと。
「今はどうですか?」と聞くと「実は我慢してる。でも からだが痛くて尿瓶もあてられない」とのこと。
お手伝いし、尿瓶はご自分で持てていたので、「終わったら教えてくださいね」と部屋から退室し、見守る。
無事に 終わり、患者様は「ホッとしたよ。ありがとう」と言ってくださいました。
その後、この状態になった経緯を聞き、現在の症状、持病や薬などを聞きとりし、血圧や脈、酸素飽和度など測定。

患者様とご家族に 搬送する手順を説明し、慎重に 横向きになっていただきながら、布担架を敷き、社長と二人で抱え上げ。
ご家族とご近所の方も ご協力してくださり、
有り難かったです。

病院に行くまでの道のりはかなり、凸凹な所もあり、どんなに、ドライバーが慎重に運転しても 震動が 大きくなる場所もありました。
私は 患者様の横に付き、声かけをしながら 状態把握。

病院に到着し 救急搬送用の当社の申し送り用紙
を受付の方に渡し、状況を話すと すぐに 動いてくださり、医師やナースに申し送ってくださいました。 素早い判断、ありがとうございました。

ご家族は 「救急車を呼んだほうがいいのか迷った」と言われていましたが、伊豆おはなを 見つけてくださりお電話をくださいました。

結果、受診して入院となり、患者等搬送事業者としての任務ができたと思います。

ご利用者様が早く元気になりますようにと願います。