貴方の恋愛モヤモヤをスッキリ!
占い師の宮野まどかです。
まだあったのか!
と思う連続シリーズの3です。
この後、実は4もあります(笑)
彼との信頼関係!
その彼を信じて良いのか?
そういうお話です。
お話しているキャラクター。
萌ちゃんでは、恋愛において語れる所が多いです。
漫画なんだけれども、この辺りは現実問題としてそうよという部分が、結構リアルに描かれています。
この漫画をまったく知らなくても、分かるように書きますので、ついて来て下さいね。
信頼と防御はワンセット。
今回は防御に関係した話です。
クライアント様からのご相談にのっていると
自己評価を下げる事が防御ではないよ〜
という事に気がつくと、
もっと良い恋愛が出来そうな方が多いように思います。
他人から言われてみるまで、自己評価を下げる事と防御がゴチャ混ぜになっている所は、案外気が付かないものじゃないかな〜なんて思います。
この漫画のヒロイン萌ちゃんはいつも
私は男性から恋愛感情なんか持たれない!
私はそれをちゃんとわきまえている!
と、ちょっと意固地な所があるんですね(笑)
その意固地さの象徴のような
男性ウケしないお団子ヘアーがいっそトレードマーク。
何のアレンジもない、前髪も含めて髪を全部カッチリひっつめたお団子ヘアーは、女性らしい色香も可愛さも演出もない。
そのヘアースタイルに、萌ちゃんの恋愛に対する姿勢の全てが現れているな〜って思います。
女の魅力を見せたい!
男性に意識して欲しい!
という気持ちが感じられない。
まったく感じられない…
↑まずはその雰囲気が萌ちゃんを、
これじゃあ男性が恋愛対象にしないだろうな〜にしちゃっていると思います。
メイクや髪型やファションから、
恋愛したいシグナルが全然出てないんです。
道でたむろしている酔っぱらいの女の子からは、萌ちゃんがカッコイイ男の子と一緒に歩いているだけで
あの彼カッコイイ!!
隣の女ヤバすぎでしょ!(ゲラゲラ)
なんて言われる。
※笑い者にする子も相当に大きなお世話だけどね
萌ちゃんはいつも無愛想な表情でいて、何かあると眉間にすぐ縦じわを寄せて、不愉快そ〜に相手を見ちゃう。
なんでもすぐ顔に出しちゃう。
誰かが自分に好意や感謝を言葉で示してくれば、とにかくそれを否定。
それも上から目線で!(笑)
もう完璧です↓
女を捨ててる上に
感じ悪い…
こっちは意識してないのに、あっちいけカード出しているのは分かった
初対面の男性が萌ちゃんにまず思うのはそんな印象じゃないかと思います。
まだ何も始まってない状態で、そう思われると恋愛チャンスはかなり減ります。
萌ちゃんは良く知れば良い子なのに、そう思われてしまうという損!
萌ちゃんは自分がブスでモテないと信じているから、自分が信じている通りの自分になっているんですね。
表情ブスになり、自分の顔の短所をまともに全部さらけ出す髪型。
でっぷりと太っておばさん体型になってても、そこに全く気を使っていないのが有り有りとわかるデザインの服。
3lか4l位。
男性に自己卑下という壁をバンと建ててガードしているその一方で…
たった一回、友達?とのお付き合いで行ったホストクラブのホストから来るLINEに、返事しないと悪いかな…って返事しちゃう。
ホストと言えど電話がかかってきたら、無視するのは悪いと思って出ちゃう。
そんな萌ちゃんが、自己嫌悪で泣いてるタイミングでホスト楓からLINEが来て、思わず泣き縋る。
それで楓に悪かったな…と気を使って、その後で抵抗があるのに楓のお店に行ってしまう。
(萌ちゃん、いい子なんよ、、涙)
楓はマメな連絡で、萌ちゃんにつけ込める状況=隙が出来るのを狙ってたのよ。
多分。
↑同じような事をされても、付き合いが長くて良く知っている男友達なら別に良いです。
それだったら萌ちゃんに本当に気があるのかもしれません。
だけど…
相手はそもそも疑似恋愛でご飯を食べている男性。自分は客として知り合った上にまだ良く知らない男性なのです。
萌ちゃんは楓に口に出さんで良いような、いつもの
恋愛感情が相手にない確認
を始めちゃいます。
楓にご飯に誘われたら
「めっちゃ営業かけてくるじゃん(笑)」
素人男性に、好意を否定する繰り返しの鈍感発言やると…
滅多に会えない相手であれば、
折角あった恋愛チャンスがなくなる場合もあります(笑)
好意に気が付いてない鈍感でなくて、相手の好意を否定する鈍感はNGです。
気が付かない鈍感は状況によっては◯
好意があるわけないよねと確認発言✕
大事な事なので2度言いました!
プロホストにそれやるのはもっとヤバい。
営業である事をめっちゃ否定して欲しい気持ちがバレバレです。
隙バレ!(涙
好きバレではない隙バレ!
私が前の記事で、
真面目に付き合う気がない男性の知識を持ってもらっても、それだけでは
大丈夫と思えないのは↓ここです。
自分自身が
無視した本音⇒防御の甘さ
萌ちゃんは見てると、
本当は聞き分けたくないのね。
私は恋愛対象に見られないって。
聞き分けなきゃ良いと思います(笑)
聞き分けたくないから人って努力して磨かれてくるんですしね。
萌ちゃんには、TRAPという行きつけの飲み屋があります。
仲良しの店長オカマのみっことか、ジェンダーに迷う繊細で正直なバサやん。
お互いに年齢や長所や短所、勤め先や大学を知っているし、それぞれの悩みもわかって近況も語り合って和気あいあいです。
他の仲間みたいに、萌ちゃんもそこで正直にぶちまければ良かったと思うんですよ(笑)
私だって本当は恋愛したいし
彼氏が欲しいよ〜!
って。
良いじゃないのよ。
そういう本音があって。
私には可能性がないと思っていれば、傷つけられないで済むというおかしな防御。
その防御の殻の中にいようとして
これでもか!と
萌ちゃん本人に押し潰されていた気持。
自分がこれでもかと虐めていた
女として愛されたい
という本音。
その本音が、
楓にだったら
抑圧しなくて良い!
(キラキラ)
になる。
そこまで↑萌ちゃんに思わせる程、楓が期待させるような態度を取っているのでございます。
(ホストってマジに怖い…)
防御が弱くなって、判断がちょっくらおかしくなってしまったんだと思います。
そろそろ話が見えて来たでしょうか?
お話が進んで行くと、萌ちゃんは楓の店の常連になって、やがてお金に困るようになります。
だから萌ちゃんが始めようと思った時給の高い&日払いのバイトが
彼女代行サービス!
男性側がお金を払って、写真で選んだ女性に彼女みたいなデートをして貰う仕事です。
※キスも含めて性的なサービスは禁止です。
異性から恋愛対象にされないと本気で思ってる人が、突然始めるバイトじゃないだろうっっ
この仕事はよく考えれば、
人当たりが良くて
嫌な事でも顔に出さず
察しが良くて気が利いて
機転が効かないと
出来ない仕事だと思います。
萌ちゃんは
自分が最も苦手な分野が物を言う人向きの仕事
に面接しに行っていた事になります。
その結果どうなるか?
当然のごとく、長い研修を受けてもらわないとダメ。
事実上の面接落ちです。
さて…
そんな時、
ルックスが良くないのに彼女代行サービスの面接なんか受けたから(T_T)
と落ち込めば良いでしょうか?
※作中にそういう描写はありませんが
言っておきますが、そっちじゃあないです!
萌ちゃんが受からなかった一番の理由は、おそらく彼女代行サービスに必要な、男性とのコミュ力の低さです。
むしろ↑を補えるほどの、芸能人みたいなルックスがなかったという方が正解。
そして
ルックスが良くなくてコミュ力低いからダメだったというよりも…
それ以前の問題で
彼女代行サービスという仕事がどんな仕事かを、良く知らないのに大丈夫だろうと安易に考えていたから。
だから面接なんぞに行ったんです。
だから落ちちゃったのよ。
そして落ちた事で増々コンプレックスを強めてしまう負のループ。
『自分なんか』が稼ごうと思ったら、もうそこしか無いだろうと、萌ちゃんは風俗に入っちゃうんですね。
更に萌ちゃんは、同じホス狂のデリヘル友達から
何入ってるかわからないじゃん!
やめなよっ!
と真青になってアドバイスされるまで、デリヘルのお客さんが持って来たデパ地下のお菓子やお惣菜を、嬉しくて食べていた設定まであります。
親戚のおじさんがくれたんじゃないのよ…
・裸で性的サービスをする状況
・良く知らない相手
・その相手が出してきた食品
・その男性と二人きりの部屋
↑コレだけ揃う環境で、、、
大丈夫だと判断して食べたとっっ!
さあ、今日のテーマです。
防御。
この記事を読んだ方は、萌ちゃんが防御出来ているように思えたでしょうか?(笑)
自分のルックス評価を下げてさえいれば、傷つかずに済んだでしょうか?
これはルックスの問題でしょうか?
そもそも何で萌ちゃんはルックスの問題だと思っていたのか?
自分を傷つけない為に
必要な防御
萌ちゃんはどうしたら良かったか?
今回の記事で考えて頂けたらなと思います。
この記事を解説付きで読んでいれば、そんなの分かって当然、出来てて当たり前みたいに読めるかもしれません。
この記事を読んで、私も萌ちゃんと同じだったかも…と落ち込んでしまう人もいると思います。
だけど!
意外とその立場に立つと分からないものです。
言われてみればわかるんだけども。
人間はパーフェクトじゃないし、客観視なんてそんな簡単じゃないですから。
あんまり落ち込みすぎず、、、
私のケースはどうなんだろう??
防御とか関係してる?
もしかしてそういう問題だった??
と思われたらこちらです
実は今回も、落とせなさそうな男性を落とすヒントが書かれていたりします(笑)
※同じシリーズ