こんにちはamataです。
2019年に公開されて話題を呼んだ、『愛がなんだ』を鑑賞しました
ということで、感想を少し
『愛がなんだ』
監督:今泉力哉
原作:角田光代
キャスト
山田テルコ:岸井ゆきの
田中マモル:成田凌
坂本葉子:深川麻衣
ナカハラ:若林竜也
塚越すみれ:江口のりこ
①最高の恋愛は片思い
恋愛映画って色々ありますよね。
ドラマである以上、様々な障害を乗り越えて、恋人になるわけですが、、
片思いだけは、ハッピーエンドにはなり得ないんですよね
そして、おそらく世の中の人のほとんどは『片思い』だと思っているのです。
たとえ恋人同士であっても、夫婦であっても。
好きという気持ちがフィフィティーフィフィティーなことって絶対なくて、
どちらかの方の思いが絶対に強いのです。
だから、恋愛の真骨頂は「片思い」と言って間違いない。
そして、この映画も究極の「片思い」です。
好きになる気持ちは理屈ではないので、どんなに相手に好かれようと、相手を本当に好きになることってないんですよね、悲しいことに
主人公のテルちゃんは、マモちゃんが好きで一生懸命頑張るのですが、マモちゃんがテルちゃんを好きになることはないんです。
それは仕方のないことなんですよね。
マモちゃんは、私は悪い男には思えませんでした。
②ナカハラ役の若林さんが
この映画で一番芝居が光ってたのは、ナカハラ役の若林竜也さんでした。
芝居にリアリティがあって、感情が絶妙にこもってて本当にいい役者さんですね
もっともっと、いろんなドラマや映画に出て欲しい役者さんやな、と思いました。
③セリフは嘘つき!
片思いがテーマであるので、テルちゃん、嘘ばっかりついてるんです
マモちゃんが好きで好きでたまらないのに、それを素直に口に出せない。
それで、さらにテルちゃのマモちゃんへの思いを感じることができるんですよね。
テルちゃん、切ないわ
私も、恋愛ものを書くことがあれば、絶対に片思いの話にしたいと思っています。