日本アカデミー賞:演出にまた一言 | amataの崖っぷち脚本道

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40過ぎで取り柄も仕事もない女の人生最後の挑戦。

こんにちは爆  笑amataです。

 

昨日は日本アカデミー賞の発表でしたね!

途中までですが、初めてしっかりと見ることができました。

 

作品賞は『新聞記者』ということで、皆が納得の結果ではなかったかと思います。

上矢印でもまだ見られてないダウン早く見たい)

 

さて、映画や賞についてはさておき、アカデミー賞パーティー自体の演出ですよ!

 

前職でイベントの制作会社をやっていただけに、気になるところが満載でした汗

 

①受賞者の登場シーンがの演出がイマイチ

冒頭で、それぞれの賞を受賞した俳優さん達が会場に入場してくるシーンがありましたけど、なんか地味ではなかったですか?

メリハリがないというか、ただ入ってきて並んで歩いて席に着くという。

ここはもう少し音響や照明で盛り上げることが出来なかったんでしょうかニヤニヤ

せめて、会場内をもう少し暗くして、俳優さん達が登場する場所とレッドカーペットにスポットを当てて、照明演出を華やかにしてもよかったのではないかと思います。

歩き方もなんだかバラバラだし。

 

②スタッフ見え過ぎ!

ホテルの宴会場なので仕方はないと思いますが、会場後方にPA席(音響や照明の機械の操作をする場所です)が仮設で作られています。客席に座っている俳優さんをカメラが抜くときに、その後ろのPA席やその周りにいるマスクをしたスタッフ達が丸見えで悪目立ちしていました。

暗い会場で白いマスクは目立つんですよ。しかもスタッフの人数が多いのでそっちに目がいっちゃいました。

私も昔はPA席の周りにスタッフとして立っている立場でしたが、基本、ショーの最中、客はステージの方を見るので後ろにいてもいいんです。ただ今回はカメラワーク上、後ろにも目がいくので、ここはもう少し気を使った方がよかったように思います。

これは仕方ないのかもしれませんが、誘導するホテルスタッフの白いマスクも非常に気になりました。そこだけは、そこだけはマスク外して欲しかったな、、

 

③受賞者のインタビューの場所が適当すぎる

最優秀賞をとった俳優さんを捕まえて、ホテルのホワイエ(宴会場外のロビーのこと)でインタビューをしていましたが、

「ここでインタビューする?」

と思いました。

ホテルのパテーションやらモニターなどの機材が後ろに見える煩雑なバックでそっちが気になり、俳優さんのコメントが入ってこないあせる

インタビューコーナーを仮設で作るとか、せめて日本アカデミー賞のパネルを作ってそこをバックにインタビューをしたらよかったのにと思いました。

演出的にはパーティーの臨場感を狙ったんでしょうか、、

 

 

総括

日本アカデミー賞という賞を特別なものにしよう、この空間を素晴らしいものにしよう、というプロデューサー、ディレクターの気概、というものがあまり感じられませんでした。やっつけでやっているような印象です。

来年はもう少し趣向をこらし、細かいところまで気を配った演出を見せて欲しいですね。