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あぁ~ぁ……×2(-。-"(110429)

(110426 CL SemiFinals 1st Leg シャルケ×マンU)

 シャルケはインテルと戦ったときのインテンションはどこに消えたのかと(_ _;
 センター・バックの一方、ヘヴェデスが負傷離脱しているため、前の試合ではパパドプーロスとダブル・ヴォランチを組んでいたマティプがその代役を務めることに。インテル戦の1st Legでも最終ラインに入ってはいた(そのときはメッツェルダーが不在で、ヘヴェデスとのコンビだった)が、選択の余地がないことも影響したのだろうか。

 インテルとの1st Legで用いた4-1-4-1と似たような形ではあったが、この試合でのラウールはそのときよりも前めにポジショニングする4-4-2の形だったと思う。
 試合開始直後は中盤のパパドプーロスを除いた3人(フラード、バウムヨハン、ファルファン)が流動的にポジション・チェンジしながら攻撃しようとしていた。
しかし、それによって守備時に誰が誰をマークするのかが曖昧になってしまったように思える。
最近のマンUではギグスとルーニーが広い範囲を自由に動き回って攻撃を組み立てているが、そこにうまく圧力をかけることができなかったためにギャップを作られてしまい、ボールを支配されることになってしまったのではないだろうか。
 ただ、それにしてもいいようにやられすぎだったと思う(- -;
中盤での攻撃の組み立てがまったくできていなかった。これは、基本的に攻撃するのが2列目の3人(前述に同じ)だけで、そこからは前の二人の足元に入れるか、中距離のパスを当てるか、それ以外のことをほぼやっていなかったからだろう。
 対するマンUは、周囲のサポートもそうだが、攻守両面で「ギグスが動き回り、それを背後からキャリックがサポートする」という連携がうまく機能していたと思う。

 前半はノイアーが見事なセイヴを見せていたが、後半はディフェンス・ラインのアップ・ダウンでも鈍くなってしまったのだろうか。あまりにも簡単に突破を許してしまってはさすがに対処のしようもなく、続けざまの2失点。
 これで勝負ありといったところで、そのまま0-2でアウェイのマンUが勝利。

 なんとも微妙な時期に監督交代をしながら、その新監督ラングニックさんの手腕か、インテルを破って駒を進めたのと同じチームとは思えなかったようなこの試合。
2nd Legではしっかりと修正して、なんとしても逆転してもらいたいところ。



(110427 CL SemiFinals 1st Leg レアル・マドリー×バルセロナ)

 結果から言うと、「またかよ!?」のひとことに尽きる……。

 試合開始前、メンバー・リストを見た時点で驚きが(^^;
サブ・メンバーにイグアイン、ベンゼマ、アデバヨールと、本職のストライカーが3人とも入っている。「じゃあ一体どんな編成にするの?」と思うわけで……。
下に両チームのフォーメーション・イメージを掲載。

D.F.の闇鍋領域 アメブロ版-110427レアル・マドリー(CLSF1stLeg) D.F.の闇鍋領域 アメブロ版-110427バルセロナ(×レアル・マドリー)
左:レアル・マドリーのスターティング・フォーメーション/右:バルセロナのスターティング・フォーメーション

 まさか、まさかの『ゼロ・トップ』(システム的には違ったけれど)ですよΣ(-。-;
クリ・ロナを中央に置いて、エーツィルとディ・マリアの両翼。中盤の底にはシャビ・アロンソが入り、ペペとラスとが持ち前の運動量とバルセロナの苦手なフィジカルの強さでもって、“ガッツリ”とタフな守備をしようという布陣でした。
(リカルド・カルヴァーリョは累積警告による出場停止)
 一方のバルセロナは、アビダルが病気(肝臓に腫瘍。すでに手術済み)のため離脱中で、マクスウェル、アドリアーノが負傷中。そんなわけで人がいない左サイド・バックにプジョールが入り、代わってマスチェラーノがセンターを務めるという応急措置なディフェンス・ライン。
(イニエスタは累積警告の消化のために出場停止)

 レアル・マドリーは、この試合でも序盤から相手にボールを持たせておいて、奪ったらシンプルにカウンター、という戦い方を選択したもよう。ただ、先日観たリーグ戦(32節の試合)とくらべて、カウンターのあとにペペがいるところをボールの奪いどころに設定した二次的なショート・カウンター、というのは新しい要素だったような気が。
 前半中は丁寧に守備をすることでバルセロナのパス回しを封じ、それによって”いつものリズム”に乗ることを阻害しながら、セット・プレイなどの場面ではセルヒオ・ラモスを中心とした“高さ”と“強さ”を活かしてチャンスも作る、という展開でした。

 後半、ハーフ・タイム中の交代で、エーツィルに替えてアデバヨールを投入(クリ・ロナがエーツィルのいた右サイドに回り、アデバヨールがトップに)。
結局のところ、これは失敗だったと思われる(_ _;
 前半中の時点で、すでに守備に走り回ることに倦んでいたクリ・ロナ。
エーツィルがいなくなったことで、“守備力にならない”選手が2人に増えてしまうことになってしまった。
このことによって中盤での圧力が弱まり(前半中に走り回らされたこともあるだろう)、パスが回りだしたことで、バルセロナが“いつもの調子”を取り戻してしまったという印象(_ _;

 そして61分。またしてもレアル・マドリーに(むしろバルセロナの対戦相手に、と言うべきか?)退場者が出てしまう。
ペペのタックルが「足の裏を見せていった」ということで一発退場。
さらにその際の言動によってのものなのか、モウリーニョさんにも退席処分がくだる。
 リーガでのアルビオルの退場に関しては、あからさまに腕を使ってしまっているために『やむを得ない』とも思う。
しかし、この場面の判定は納得のしようがない。
なにしろそれまでは、なるべく止めないように、変にカードを出さないように、というジャッジングだったものが、この場面だけ判定基準がまるで違うのである。
ファウルを取られるだけならわかる。場合によってはイエロー・カードまでは出ることもあるかもしれない。しかしながら、あれで一発退場は、ない。

 モウリーニョさんがクレームをつける のも納得というものである。
昨シーズンのセミ・ファイナル2nd Leg しかり、ワールド・カップ決勝の判定しかり、FIFAバロン・ドール(笑)しかり。
さらに前にも、チェルシー戦でドログバへのファウルを複数回看過したり、05-06シーズン決勝(アーセナル戦)でのGKレーマンの一発退場なども。
 FIFAもUEFAも、金に魂を売ってしまったのだろう。
そう思わざるを得ないような、バルサ贔屓、スペイン贔屓である。
 メッシの実力については、この試合でもわかるとおりである。シャヴィやイニエスタについても、いいプレイヤーであることは確かだ。
 だが、そこに『華麗なパス・サッカー』、『世界最強のクラブ』といったわかりやすい記号が付くと、さぞかし“いい商売”になるのだろう。
FIFAバロン・ドール(笑)が『FIFA』の名の付かない前年までの投票形式であれば、シュナイデルが受賞者になっていた、というのがいい例だ。なにしろそれが『FIFAバロン・ドール』になった途端、上位3人にも入らないというのだから、『(笑)』を付ける気にもなるほどにあからさまである。
 ブラジル後のワールド・カップ開催地にカタールやロシアが選ばれたのも、“マネー”が絡んでいることをうかがわせるものだ。

 戦術のキー・マンを失い、数的不利を被り、指揮官と隔離され。
アウェイ・ゴールを喫して敗れたうえ、次の試合ではペペが使えず、モウリーニョさんもベンチ入りできない(?)のか。
次回は攻撃的な選手を増やしながら、チェイスの運動量も増やさなければ、逆転は難しいだろう。

 一点目を失ったシーンでは、アルビオルはクロスを切ることはできなかったのか?
アフェライのクロスもたいしたものだけれど、中央でのメッシの動き出しの速さが凄かった。
 二点目はもう『メッシ無双』状態(_ _;
お前はどこのプレステかと。むしろフラグ立ってるWCCFかと。
一人でラス、セルヒオ・ラモス、アルビオル、マルセロをかわし、カシージャスを破ってのゴール。
あの加速力で動きながら、足から離れないボール・タッチ。ディフェンスに対する体の入れ方とボールの置き所。
クィックネスとアジリティのレヴェルは、なるほど世界最高峰かと(- -;
かつてのアンリ同様、万能すぎて面白みがなくなってしまいそうな気もするが、『右足はポンコツ』の系譜にかろうじて名を連ねそうな部分がご愛嬌と言えなくもないか(^^;

 ホームで痛いいたいアウェイ・ゴールの2失点orz
次戦のレフェリーが2試合トータルでの“イコライズ”でもしてくれない限り、レアル・マドリーの圧倒的不利は動かないだろうが、それを撥ね返すことで、最強のクラブであることを証明してもらいたい。
――でも、“ルール”自体が相手に味方するんじゃ、どうしようもないんだよなぁ……(_ _;