マスコミを騒がせているつばさの党とはどういった政党なんだろうか?
興味が湧く。
それでこのブログを書く前に少し調べて見た。
おおよそのことが分かった。
でもそれは表面上のことだけで本質のところは何も分かっていない。
しかし我々はその様々な表面上だけを見て暮らすことになれている。
ずっと注意して見ていれば少しの変化にも気づくことがある。
人でも花でも建物でも様々なモノの変化や、また自分に害があるかどうかは自然と分かるようになる。
だがこれに好き嫌い、利害や金銭的なモノが絡むと眼が曇って、見るモノが見えなくなってしまうので注意したい。
つばさの党の前身は「オリーブの木」という政党だった。
2019年5月20日に小林興起さんと黒川敦彦さん、天木直人さんら3名がイタリア政党連合「オリーブの木」にならい、日本版「オリーブの木」を結成したのだった。
小林興起さんは通産省官僚から自民党の代議士になり財務副大臣になった人である。
日本版「オリーブの木」は実質、小林さんの支援団体が元になってできた政党だった。
小林さんの他に天木直人さんの名前あるが、この方は元駐レバノン日本国全権特命大使で、なぜか任期途中で解雇されてしまう。
なにか元文部科学省の事務次官さんに似ている。
解雇されたことが面白くなかったのか天木さんは暴露本の中で、「外務省は機密費20億を内閣官房に上納している」と外務省と内閣府の疑惑を指摘した。
でもこの天木さんもパナマ文書に名前が記載されているお一人だった。
パナマ文書は世界各国、有名企業や政治家、富裕層らの1150万件もの租税回避為に関する情報が含まれた機密文書なのだが、日本では約400の個人や企業の情報が含まれている。
参考までに書くと、セコムの創業者、ソフトバンクのグループ会社、丸紅、伊藤忠商事、電通、UCCグループの代表、楽天の三木谷浩史氏などだった。
しかし、大企業の創業者なら分かるが、一外交官がなぜ租税回避なぞをしなければならなかったのか?
中東諸国の大使にでもなると税金に悩むことになるのかと勘繰りたくなる。
2019年7月21日、第25回参議院選挙が行われ、立候補していた黒川敦彦氏、天木直人氏ら10人全員が落選した。
ちなみに党代表の小林興起氏はなぜか途中で立候補を残念している。
小林氏が立候補しなかったことで小林氏の支援団体は動かず、選挙戦は尻すぼみになり、ついには小林氏は選挙後党から離脱することになる。
天木氏も9月のには離党し、残ったのは黒川氏だけになってしまった。
2020年4月9日、元AV男優だった根本良輔氏が党に150万円の寄付をし、それにより根本氏が党内で基盤を作ることになる。
2020年8月、「オリーブの木」に1億円を貸した会社経営者が黒川氏に賃金返還請求訴訟を提起する。
黒川氏は「オリーブの木から国会議員が誕生するまで返済は猶予される約束だった」と反論したが、半年後の2021年に1億円の返済を命じる判決が下る。
しかしこの1億円は会社経営者が小林氏に対して貸したようなものだった。
小林氏の元財務副大臣という名前がなければ貸さなかっただろう。
会社経営者の1億円の借金を申し込みに行ったのは小林氏と黒川氏だったのだが、もし借用書が党代表の名義になっていれば、それはうまく小林氏に利用されたとしか言いようがない。
「オリーブの木」はその後、2021年1月1日に党名を「つばさの党」に変更する。
6月立花孝志氏率いるNHK党が諸派党構想を計画しており、つばさの党は諸派党構想に参加することになる。
10月NHK党が衆議院選に黒川氏を擁立するが落選する。
2022年5月31日、黒川氏はNHK党の幹事長として俳優の綾野剛氏が所属する「トライストーン」前で街宣活動を行い、第26回参議院議員選挙に出馬するガーシー(東谷義和)氏の暴露話に警告書を出したことに対して謝罪を求めた。
一人の俳優に対して政党が暴力的な街宣活動を堂々とするのかと呆れてしまう。
立花氏も今では黒川氏の犯罪的街宣活動を批判しているが、自分も同じようなことを黒川氏にさせていた疑いがある。
2022年9月10日、黒川氏らは渋谷区世界平和統一家庭連合の日本本部前で「安倍家はおじいちゃんの代からCIA」と唄い踊りながら、統一教会への抗議活動「渋谷事変」を行った。
2023年1月15日、同じく黒川氏らは信濃町の公明党本部前で「新しい国民の運動」による反創価学会街宣活動を行った。
大音量で音楽を鳴らし「CIA音頭」を歌い踊りながらの抗議活動は統一教会とモノと酷似している。
どちらの抗議集会にも参加していた団体には、統一教会や創価学会による集団ストーカー被害を主張する人々や反ワクチン派、三浦春馬陰謀論者、在日特権を許さない市民の会、ユダヤ陰謀論者などの人々が集まっていたという。
私にはなぜCIAとユダヤなのか分からない。
そこにまた在日特権を許さない市民の会?
反ワクチン派?
はては三浦春馬陰謀説?
ますます分からない。
誰かに踊らされていないか?
確かに踊って歌ってバカ騒ぎをしている人たちだが、騒ぐのだけが目的か?
本当か嘘か分からないが、一部の団体には自作自演の疑いもあるらしい。
黒川氏が彼等を扇動しているのは分かるが、それが黒川氏だけの発案か?
それが気に掛かる。
ここにまたユニークな人が現われる。
田中正道氏というお人だ。
一見、横山やすしさんに似ている。
この人、立憲の蓮舫さんや枝野さん、辻本氏などと懇意にされているのかFacebookで華麗なる交流関係を開示されているらしい。
職業は自称ジャーナリストとなっている。
他の肩書は安倍国葬を止めろ実行委員会、権力犯罪を監する実行委員会顧問、税金を私物化を許さない市民の会、いのちを守る会、森友告発プロジェクト共同代表発起人、選挙をみんなの手で!市民連合@埼玉世話人などをされている。
市民団体の世話人、発起人などをされているのだから、面倒見の良い頼りになるお人なんだろう。
でも市民団体でいくら頑張っても給料がでるわけではない。
生活費や活動費は自分で稼ぐしかない。
しかし田中氏は裏社会で生きてきた人、年金など期待できないはずだが・・・・・
もうお一人斎藤まさし氏というお人がおられる。
この人は1971年、上智大学の学生の頃、訪中団に加わっている。
その後、1972年、学生運動に熱中しすぎたのか大学を除籍処分になった。
1983年、参議院議員選挙の田英夫元社会民主連合代表や、八代英太氏、宇都宮徳馬氏らと「MPD平和と民主運動」を立ち上げ、1996年には「市民の党」を結成する。
「市民の党」は関東圏を中心に地方議会に議員を送り込んでいる。
2015年5月26日、同年4月12日に行われた静岡市長選挙で、斎藤まさし氏は公職選挙法違反で静岡県警に逮捕される。
静岡地裁は「選挙違反の中でも悪質な買収事犯」として、2016年6月3日に懲役2年、執行猶予5年、を斎藤氏に言い渡した。
斎藤氏は最高裁まで争ったが判決は覆らなかった。
田中氏もそうだが斎藤氏もいろいろな噂がある。
その噂もじつのところハッキリしない。
しかしそれでも疑問なのは彼等の生活費だ。
第一職業が分からない。
ネットで斎藤氏の職業は何かと問うと、政治活動家、市民運動家と出てくる。
でもこれは職業ではないだろうし、これで食べていけるのか?
市民運動はボランティア活動のはずだし、活動家はどこからお金を頂くのか?
そんな余裕のある団体や政党がどこにあるのか?
どこの誰が斎藤氏に生活の面倒をみていたのか?
これは田中氏にもいえることだ。
そこが一番不可解で引っかかることなのだが・・・・・
そのお二人がつばさの党と繋がりがあるという。
これも噂のレベルだ。
本当のことは分からない。
しかし、統一教会本部や公明党本部で集まったグループやその団体の代表者らは田中氏や斎藤氏と近い関係にある人達かも知れない。
この人たちも市民運動家だし、政治活動家なのだ。
それにもしもこの人たちも田中氏や斎藤氏と同じように職業不詳ならなお更怪しい。
その裏がもう一つあると言うことになる。
つまり誰が何のために彼等にお金を出しているのか?
それらしい団体は頭の中に浮かぶが怖くて名前は出せない。
それに統一教会本部や公明党本部前で騒ぐことができるということはどういうことなのか?
怖すぎる・・・・・