以前私のブログで、LGBTに関する荒井秘書官の問題発言を擁護したことがあった。
荒井氏が「僕だって」と言ったことが私には引っかかったからだ。
なぜ荒井氏が「僕だって見るのも嫌だ」といったのだろう。
荒井氏の前に集まっていた記者の誰かが、LGBTの人たちのことを面白おかしく話していたからではないのか?とブログで書いたことがある。
そうでないと荒井氏の「僕だって」の言葉はでてこないはずだと今でも思っている。
しかし荒井氏の「僕だって」の言葉を省いて「見るのも嫌だ」の言葉だけがマスコミを通して世間に流布されることになってしまった。
荒井氏にすればオフレコと断って「僕だって」の言葉を発したのだが、記者にすれば待ってましたと思ったのだろう。
しかしそこまでして荒井氏の「僕だって」言葉がほしかったのだろうかと思ってしまう。
なぜ毎日新聞の記者はそこまでして荒井氏の失言を誘い出すようなことをしたのだろう。
毎日新聞は以前西山事件を起こしたことがあった。
毎日新聞社会部記者、西山太吉が外務省の女性事務官と男女の関係になったうえで、沖縄返還協定の密約に関する複数の秘密電文を女性事務官を通じて入手した事件だった。
まるで何処かの国の工作員のように色仕掛けで女性事務官から情報を取っている。
到底新聞記者がするようなことではない。
でもなりふり構わず情報を取ることが毎日新聞の伝統と考えれば、そうかと納得することもできる。
もう行動は新聞記者という範疇を超えているが、彼等毎日新聞の記者たちは自己否定や自己嫌悪によくならないものと感心してしまう。
どこか感覚が麻痺しているとしか思えない。
貴重な情報、言葉を取れれば、取材する過程はどうでもいいと考えているのか?
誰がどうなろうとそんなことは知ったことではない思っているのだとしたら悲しいことだ。
それが毎日新聞の伝統なら尚更だ。
そんな新聞社ならもういらない言っていいだろう。
だが毎日新聞はもっと悪質なことを以前しでかしていた。
この事件は毎日デイリーニューズWAIWAI問題と言われてはいるが、これは問題ではなくて、西山事件と同じく事件の範疇に入れていいように思う。
ネットで個人の名誉を大きく傷つければ名誉棄損罪が成り立つのと同じで、私達日本国民に対する侮辱罪も成り立つはずだ。
日本人の名誉を大きく傷つけた報道では朝日新聞の従軍慰安婦でっち上げ事件があるが、それと同レベルの悪質な報道であった。
毎日新聞デイリーニューズWAIWAIでは、我々日本人には歪んだ性癖があるというように虚偽の記事を世界中に喧伝したことだった。
毎日新聞の英語報道メディア、毎日デイリーニューズは1997年11月5日ごろから2008年6月20日ごろまで約11年に渡って変態的記事を世界中に流していた。
信じられないことだが本当だ。
毎日デイリーニューズの記事をここで書くことは憚れるような酷い内容だが、どのような酷いものか書かないと分かってもらえないから書くことにする。
「日本人女性はウォッシュレットで性的興奮を得ている」「日本のティーンたちはバイアグラを使ってウサギのようにセックスする」「日本の女子高生は性的刺激のためにノーブラ、ノーパンになる」「日本人の母親は、中学生の息子が成績を落とさないためにフェラチオをする」「ポケモンの意味は勃起した男性器の意味である」等書けばもっと酷い記事がいろいろあるが、あまりに酷いのでここまでにする。
しかしこの記事を書いていたライアン・コネルという記者は停職三か月という軽い処分ですんでいる。
これはどういうわけだと首を傾げるしかない。
ライアン記者の上司にあたる英文毎日編集部長の高橋弘司氏は役職停止2か月、問題当時デジタルメディア局次長だった磯野彰彦を役職停止1か月としている。
何という身内に甘い処分であろうか?
当時常務デジタルメディア担当だった朝比奈豊氏は、なぜか事件発覚後すぐに社長に昇進したため、懲戒処分にはならなかった。
そのため役員報酬を10%(1か月)返上を発表している。
世間の常識とかなり開きがある。
やはりこの人たちは自分たちを上級国民と思っているのだろうか?
こんな考えの人間たちに私たちは世の中の行く末を頼っていたと思うと情けない気がする。
この問題はネットでは知られていたが、大手の新聞社は小さく取り上げただけだった。
テレビ局もほとんど取り上げなかった。
なぜだろう。
これはもうマスメディアが世論を無視していると思うしかない。
それでネット市民は怒った。
毎日新聞が十分な反省をしなかっためネット市民は毎日新聞に猛烈な抗議や、直接WAIWAIの記事とは関係のない女性記者や社員の誹謗中傷の書き込みが行われた。
この書き込みに毎日新聞は「毎日新聞はこうした名誉を棄損するなどの明らかな違法行為に対しては、法的処置を取る方針でいる」と対決姿勢を表明した。
自分たちのしでかしたことを棚に置いて、名誉棄損とはよく言えたものである。
毎日デイリーニューズで10年以上変態記事で名誉を棄損された我々日本人の名誉はどう考えているのだろう。
まったく毎日新聞の上層部にはそれらの考えがないようだ。
また法的処置を取るとはどかで聴いた台詞である。
小西博之氏や津田大介氏と同じようなことを毎日新聞は過去に行っていた。
これって新聞社による言論弾圧ではないのかと思ってしまう。
津田大輔のことはいずれブログで書くと思うが、日本人が心の奥底に大事にしているモノを公で場で泥を塗らて踏みつけられれば、誰だって怒る。
いくら「表現の不自由展」という美術、芸術風な形態をとっていても、観覧している人たちが見て、一部の人にでも非難、誹謗されているような気持になったなら、その展覧会もう失敗だ。
そのようなとんがったエキセントリックな展示物を前面に出せばどのような反響があるか津田大介氏は充分に分かっていただろう。
それを承知でプロデュースしたはずである。
それを自分の意に沿わない抗議には、法的手段を取るというのはちょっとおかしい。
津田氏には日本人の心をもっと大事にしてもらいたいものだ。
毎日新聞の話に戻すと、今まで従順であった世論が、ネットを使って自分たち新聞社やテレビ局に牙をむくとは思ってもいなかったのだろう。
つまり新聞社やテレビ局の人間たちにすれば、自分たちに歯向かうほど度胸のある人間はいないだろうと高を括っていたのは確かだ。
今までは大臣でも新聞社やテレビ局の上層部には頭を下げていたようである。
しかし新聞社の願い乏しくネット民の声は大きくなるばかりだった。
それに毎日新聞社や朝日新聞、それにTBSやテレビ朝日等は危機感を抱いたのか、安倍総理の森かけ問題では新聞社やテレビ局、それでも足りず、森友学園の理事長夫婦に文部省の怪しい元次官まで使い、総がかりで安倍総理を攻撃していた。
彼等にすれば世間に自分たちの力を見せつけよとしたかったのかも知れないし、再度自分たちの力を確認したかったのかも知れない。
攻撃は全くの根も葉もないことばかりだったが、それでもある程度のダメージを安倍政権に与えることになった。
それで味をしめたのか、また小西文書でも同じ方法を使った。
だが今回は違った。
世論が動かない。
笛や太鼓を叩いても誰も踊らない。
踊ったのは子飼いと思える杉尾議員や小西博之議員だけだった。
その裸踊りのあまりの陳腐さに国民が目が覚めたのか、立憲民主党がまさかの解党の危機に現在さらされている。
普通に考えれば毎日新聞や立憲民主はもうメッキが剥がれたと思うべきなのだが、自分たちはまだ雲の上の人間だと思っている。
懲りない連中である。
また荒井氏のオフレコ発言に戻るが、オフレコ発言を報道したのは毎日新聞の官邸キャップである高橋惠子記者だった。
どこかで聞いた名前だが、あの女優さんとは全くの別人である。
この高橋氏、今はなぜか官邸キャップではなく、全く畑違いの処にいる。
(毎日みらい創造ラボ)という会社で働いている。
毎日新聞社によれば自分から異動を申し出たというが本当だろうか?
この会社は、スタートアップ企業に投資、支援する会社というが、高橋惠子記者にすれば自分のキャリアは全く役立たない職場である。
他に行く場所がなかったのか?
オフレコ発言を破り報道することは一新聞記者にできることではない。
上の了解あってのことだろう。
つまり毎日新聞の上層部が「いいから書け」と言ったはずだ。
でも冷や飯を食うことになったのは高橋惠子記者だけだろう。
毎日新聞はオフレコ発言で官邸と話し合い、官邸側から落とし前をどうつけるのかと迫られたのだと思える。
本当はオフレコ発言を「いいから書け」と言った上のデスクに責任があるのだが、どうやら高橋惠子記者に全て責任を取らせたようだ。
オフレコ発言を書いた高橋惠子記者も悪いが、それより悪いのは毎日新聞上層部である。
責任を取らない体質は昔からあった。
今回のオフレコ発言破りの問題でも、現場の記者に責任を全部被せてしまった。
何ともやるせない話だ。
こんな新聞社が今も大きな顔をしてモノを言う。
おかしな話だ。