私の周りは至って静かなのだが、日本の内、外ではいろいろなことが急激に起こっている。
先ず、イランへのアメリカからの不意打ちの攻撃だ。
これには驚いた。
まさかそんなことはないだろうと思っていたいたからだ。
その時、オマーンを仲介にイランはアメリカと話し合っていた。
そんな時に、まさかと思うようなアメリカからのイランへの大規模な軍事攻撃だった。
イランにすれば不意打ちもいいところだ。
昔ならいざ知らず、現在において超大国のアメリカがまさかそんな卑劣な手を使うなど、さすがにイランも予想していなかっただろう。
でもアメリカはその卑劣な方法でイランを油断させ、一方的にイランの大地に爆薬の雨を降らした。
高市さんとの会見の場で、トランプ大統領はテレビ朝日記者の質問に答え、真珠湾攻撃を例に出したことがあったが、いやいや騙し撃ちは白人の得意技である。
よく知られているのは先住民であるインデアンと騎兵隊の間での戦いが良い例だ。
南北戦争後、騎兵隊は卑劣な騙し撃ちを先住民たちに何度も行なっている。
1864年「サンドクリークの虐殺」
シャイアン族とアラパオ族の平和的な村を襲撃して、女性や子供を虐殺した。
村はアメリカ合衆国の国旗を掲げ、和平の意思を示していたが、それにも関わらず攻撃され多くの先住民が殺された。
1868年「ウィシタ川の戦い」
シャイアン族の村は白旗を掲げていたが、第七騎兵隊は村を急襲し、女性や子供を含む多くの先住民が殺された。
1890年「ウォウンデッド・ニーの虐殺」
スー族の集団が武装解除に応じている最中に、第七騎兵隊が発砲し、多くの非戦闘員が一方的に多くの先住民が殺害された。
この一方的な戦闘と言えないようなモノだったが、白人と先住民族の最後の戦いとして歴史に残されている。
インディアンとの戦い方でも分かるが、和平の意思があろうと、白旗を掲げていようと、武装解除していようと、容赦なく彼等白人は攻撃してくる。
それが女子供であろうとお構いなしだ。
日本の左翼は平和、平和、話し合えば分かるなどと寝ぼけたようなことをいっているが、そんな空論が彼等白人に通じないないことがイランの攻撃でも、また先住民の攻撃でも分かる。
先住民への虐殺はアメリカ人だけでなく、スペイン人もそうだった。
植民地への過程で先住民への騙し撃ちを数多くやっている。
付け加えればイギリスもフランスも、またドイツ、オランダも植民地を広げる過程で同じような虐殺をしている。
驕り高ぶった彼等は先住民、現地民を野蛮人とみなし、奴隷として酷使し、反抗的なで従わない者たちを見せしめのために腕や足を切断し、劣悪な環境に置き病死させたりした。
また大規模な虐殺も行っている。
19世紀末、ベルギー領コンゴはベルギー国王レオポルド二世の私有地だった。
ゴムの採集を強制するために極めて残酷な方法で統治が行われていて、手足や切断したり、見せしめに虐殺も行っていた。
飢餓や病気も含め、当時の人口の半分にあたる1000万人が虐殺されたと言われている。
この他にヨーロッパには知られたくない闇の歴史ががある。
でもこれが彼等白人の本音なのであろう。
このように書くと彼等白人は、日本軍の731部隊や南京事件を持ち出すだろう。
日本人の中には南京事件を小さく見ようとか、またない事にしたい方が多いのかも知れない。
私もその中の一人だが、でもなかったことにはできない。
見たくないモノを無かったことにするのはどうしても無理がある。
中国がしめしている数字ほどでもなくても、あったことは事実なのだ。
こう考えると白人、黄色人種に限らずどの人種も同じような残虐なことをするのだろう。
イランは古代ペルシャ帝国といって立派な文明国であった。
いや文明国でなくても、卑怯な方法で戦争を仕掛けるのは間違っている。
それを彼等アメリカ人は、約束を守らず一方的に攻撃する。
この文明国の基準は西洋諸国が植民地支配を正当化するために勝手に決めた基準であった。
19世紀から20世紀初頭にかけて、彼等西洋諸国が決めた基準の照らして文明国標準を満たしているか、それとも未開国に区別するのか?
これらの事柄は残念ながら帝国主義的な植民地支配を正当化する口実に使われていた。
日本は様々な辛苦をへて、やっと文明国の地位を得たと思っていたのだろうが、西洋列強はそうは思っていなかった。
1919年(大正8年)パリ講和会議で日本は「人種的差別撤廃案」を提案するが、欧米諸国の反対により否決されてしまう。
国際連盟委員会において、日本代表の牧野伸顕氏は連盟規約の条項の中に、人種差撤廃の一条を加えようとした。
牧野氏は会議において「人種、宗教の怨念が戦争の原因、引き金ねとなっており、恒久平和の実現のためにはこの提案が必要である」と主張した。
しかしアメリカやイギリスなどが強硬に反対した。
日本はこの提案を2月13日と4月11日の二度行なっている。
二度目の提案は修正案であった。
「各国民の平等及びその所属各人の対する公正待遇の主義を是認し」との文言を盛り込むことを提案した。
しかし二度目の提案もイギリス、アメリカの等の反対で不成立になってしまった。
日本の説得で賛成した国はフランス、イタリア、中華民国などの委員11名、反対した国はイギリス、アメリカ、ポーランドなど5名の委員だった。
これらの結果からすると日本案は盛り込まれると期待するが、議長を務めたアメリカ大統領のウィルソンは「本件のような重大な問題についてはこれまでも全会一致、少なくても反対者ゼロの状態で裁決されてきた」と詭弁を弄した。
牧野氏は「今晩の自分の陳述及び賛否の数を議事録に記載してもらいたい」というしかなかった。
フランスの委員も議長を務めたウィルソンアメリカ大統領の裁決方法を批判している。
日本としてはここで強い不満や疎外感を欧米諸国に抱くことになったのだろう。
このことが後の世界大戦に繋がっていく切っ掛けを作ったのかも知れない。
何時まで経っても日本人は余所者扱いをされている気持ちになったのだろう。
日本の過去の問題は今のイランの置かれた状態にも通ずる。
そう思うと今後の事がとても心配にもなり怖い。
アメリカ人の多くはイランも日本もどこにあるか知ってはいないだろう。
もう少し賢くなってもらいたいが、他国の事だからそうもいかない。
多くの心ある人たちは彼等アメリカ人の方がよっぽど野蛮人であると思っているはずだ。
でもそれを日本の首脳がアメリカ大統領にいう訳にはいかない。
下手なことを言うと彼等アメリカ人を怒らし、いつ日本がイランやイラクの様な目に遭うか分からないからだ。
ホント、冗談で無くそう思う。
このままイランとの戦闘が続くと中東から石油が入ってこない。
トランプ大統領もすぐに片が付くと周りの人たち、それもイスラエルのネタニヤフ首相に言われていたのだろうが、これはプーチンがウクライナ侵攻の時の決断と似ている。
プーチンも年老いて熟慮することが苦手になり、結論を急ぎすぎた。
それがウクライナ侵攻だった。
トランプはもっと年老いていて、耳障りの良い言葉しか受け付けない独裁者になっている。
我々日本国民もそうだが、今回の事でもっと深刻なダメージを受けるだろう国々にすれば、まさか、まさかの頭を抱えそうな自体である。
イランとの戦闘が泥沼になれば今の私達の生活はガラリと変わってしまう。
以前の石油ショックよりもずっと悲惨なことになるだろう。
日本には備蓄の石油が240日分以上あると言われているが、他のアジアの国々は備蓄量はどれぐらいだろうか?
韓国は208日
中国は200日
台湾は150日以上
インドは74日
タイは61日
フィリピンは60日
シンガポールは55日~60日
インドネシアは20日
ここで意外なのは産油国であったはずのインドネシアの備蓄の少なさである。
60万バレルは自国で生産しているが、国内需要は日量170万バレルに達している。
この差は石油を輸入して賄われている。
インドネシアの石油は主にシンガポールやマレーシアに頼っている。
シンガポールに石油がなぜあるのかと思われそうだが、シンガポールはアラブから石油を輸入し、その石油を精製してガソリン、軽油、ジェット燃料などを海外に輸出している。
マレーシアの生産量は自国の需要を上回っているので、まだ他国へも輸出ができると言われている。
しかしインドネシアがこのような状態になっているとは知らなかった。
韓国は200日以上の備蓄量があると言われているが、本当は外国に売る量が入っている。
それを引くと実質90日分しかない。
もしこの輸出する分を自国で使うことになると、韓国の信用はなくなり、高額の違約金を払わなければならない。
そのことを韓国は危惧していたのだろうか?
日本との様々な協定を3月中旬にを結んでいる。
しかし自国を犠牲にしてまで足りない韓国に石油を渡すわけにはいかない。
協定では余剰分をお互いに融通するとかいてあるそうだが、今の状態では余剰分があるかどうかも計算できない。
またこのような情報がマスコミから一切出てこないのはどうしたことなのか?
不思議なことがいろいろある。
日本がパリ講和会議で「人種的差別撤廃案」を提案したのは100年以上前だ。
だが未だに差別だらけなのはどうしたことだろう。
それにしても日本は100年以上前にこうした人種差別撤廃案を世界に向けて提案していた。
凄いことで、日本人が誇らしく思っていいはずだ。
悪い事もしていたが、良い事をしていたことはもっと世の中に伝えてもいいと思う。

