久しぶりに更新します。

悪性リンパ腫は検査の結果、濾胞性リンパ腫でした。

低悪性度レベルⅣという診断を聞いたとき「低悪性度」という言葉に少し癒されたのですが、後々ネットでいろいろな情報を仕入れると、

 ・進行は遅いが、薬は効きにくい

 ・治りにくく、再発しやすい

という、低悪性度という言葉に騙されてはいけない奴でした。


闘病日記を書くのは邪魔くさいので、かいつまんで言いますとR-CHOPという抗がん剤治療を三週間ごとに6回行い、その間副作用軽減のための薬を山盛り飲んで、時々休みながら会社に行ってました。

その間は正直言って「しんどい」です。話せば長いです。
それでもおかげ様で、6月に寛解の診断が出ました。

ガンの有無はPETというCT検査で調べます。がん細胞(それ以外に脳)が黒く映る全身の透過画像です。治療前後の画像をいただきましたが、さすがにお医者さんは配慮が行き届いています。最初の診断の時にはチラッとだけ見せられた治療前の画像を改めて見て愕然となりました。上半身のほとんどが真っ黒。ガンだらけでした。

最初に見ていたら卒倒していたかも、呑気に「治るだろう」なんて思えなかったで
しょう。

先生の「治ります」という言葉を何も知らずに信じて、「治る気満々」で闘病生活を送ったせいか、治療後の画像では脳と膀胱(黒く映る薬が排泄される)だけが黒く映っていました。寛解です。

ただ画像では判別できないガン細胞が一個でも残っていたら、また増えていく可能性が高いということで、再発防止のために9月には4週連続で抗がん剤を投与します。その後、3月、9月、3月と二年間続ける予定です。

薬はR-CHOPのうちのR、リツキサンという比較的新しい抗がん剤です。
新しいだけによく効いて副作用が少ないのはよいのですが、高価です。
最初に投与した時の支払額が114,000円だったので仕方なくカードで支払いました。


もちろん健康保険の高額療養費や一部負担金還元などで全て負担するわけではないですが高いです。ちなみにCHOPは4種類の薬の頭文字ですが、こちらは20,000円ほどでした。それでも高いのですが麻痺してきます。

ガン保険に入っていて助かりました。今ならガン保険のCMに出れば、宮迫さんよりうまくできるかもしれません。