昨年の9月ごろ、太ももの付け根にグリグリがあることに気づきました。一昨年には首のところにできていたのですが、会社の健康診断の時の診察でも、「まあ、大丈夫でしょう。」と言われて、その通りいつの間にか消えてしまいました。


今度も同じだろうと思っていたのですが、少しづつ大きくなっているような気がします。11月に親父さんがお世話になっている泌尿器科に連れて行ったついでに診察をしてもらいました。


「ふーん、○○さん。これは放って置かない方がいいかもね。とりあえず検査しなさい。そうやなあ、外科に行きなさい。」と、近くの県立病院に紹介状を書いてもらいました。


会社を休んで外科で診察を受けると、「一度外でお待ちください。」と言われて待っていると。看護婦さんがやってきて、「○○さんてんか・・・」というのがよく理解できません。


「えっ?」と聞き返すと、暗い声で「血液内科に転科していただきます。」と言います。


この時点で、「ちょっとまずいのでは。邪魔くさいことになるのでは。」というお思いがしました。


問診や診察、血液検査の結果で、

「詳しい検査をしないといけませんが、リンパ腫です。悪性の。」という診断となりました。


「先生、治りますか?」「○○さんの年齢なら、必要な治療をバンバンすることができますので、治りますよ。」


という会話で、治療がスタートしました。