何かしら画期的な何かが生まれたとき、人はそれにすぐに飛びつくものだ。しかし、しばらくたったある日、それに飽きて、また新たなものに飛びつく。


それを繰り返す中で、過去の遺物のなっていったもの、一発ギャグであったり、なにかおもしろい商品であったり、人を魅了するブランドや、最先端であったゲーム。それらは、誰も見向きもされなくなってしまう。


しかし、なぜそういうのが起こるのかは、人間がそういう性質だからだ。新しいものに相対すると、人はまるで幻覚を見たかのように新たな刺激を体験する。しかし、慣れてしまうと、刺激というものは失われていく。人間がベースにあるのだ。物質や出来事は、なんでもいい。


だからこそ、最先端のものに固執するのではなく、物事の本質を十分に理解したうえで、人生の中に楽しさを求めていくべきだろう。そうすれば、なにかつまらないことで悩むこともなくなり、自分の人生を生きていけるのではないかと思う。