最近思うことがあって、特に政治家なのだろうが、本流とか保守とか、そういう伝統的な政治思想を持った人間が役職についてると結構長く居続けるなぁという印象を持つ。一方で、そういう信念がなく、行き当たりばったりなことばかりしてる人は、その逆に思える。


なぜそうなのか考えてみると、やはり立場が属人化しすぎていないがゆえに、予測がつきやすい。ワンマン社長が社員を理不尽に振り回すのと、大企業のお堅い社長が思い切った企業戦略をするのとで、どっちが人がついていくかといわれれば、後者だろう。人は怖がりだし、予測がつくものを選びがちだ。


以上を振り返れば、やはり、何をするにしても、何かしらの思想が大事なのではないかと思う。それは人生においてもそうだ。私なら、幸せになるというのが人生の最上の目的であり、そのために自分を知り、何が幸せになるのかを理解して、どのように行動すればその幸せを満たせるのか、という価値観で常に生きている。その芯があれば無闇に他人に嫉妬することもないし、それが原因で人生を棒に振る可能性も減らせるだろう。


ともかく、この芯をまず見つけ、試行錯誤を繰り返しながら、その芯を強くしていけば自ずと道は開けるのではないか?と信じている。