みなさん、宿題の緯度50度の線はひけましたか?

50度のラインガウ産地にはこんなモニュメントがあります。そして試験に出ます。

テイスティングを講座でやってほしい。そんなお声をたくさんいただきました。やりましょう。テイスティング講座。コメントやお声をいただくのは本当にありがたい。そして全員で合格しましょう。

テイスティングの前におさえておきたいこと。

「ドイツワインは、白ワインのリースリングなら聞いたことがあるけど…」
「ドイツのワインって甘口のイメージ」
…という方も少なくないかもしれません。

実際、冷涼な気候のドイツでは長く白ワインが主に作られてきており、また甘口のリースリングは特筆すべき味わいでもあります。

しかし、今やドイツでも日常的に飲まれているのは辛口ワインが中心であり、最近は気候の変化もあって新たな生産品種や高品質の赤ワインが続々と登場しています。

おそらく、テイスティングに出てくるワインの味筋は辛口か中辛口。その中でも辛口が多いです。私が今まで受けた試験の中では甘口が出題されたことはなかったです。フランケンは昔からずっとぶれずに辛口をつくってきた背景がありますのでぜひ、フランケンワインを体験していただきたいです。特にジルヴァーナー。鉱物的なミネラルを感じるようなキリッとしたスタイルは今の季節にもピッタリだと思います。

多様なドイツワインを楽しみながらテイスティングしていきましょう!