今回のお題はねこさんからいただきました。

 

ねこさん、ありがとうございます。

 

【注意】

作者は「ガンダム」も「エヴァ」もよく知りません。
ネットで調べた知識で書いています。
描写のミスなどはご容赦ください。

 



アナウンス
「ホワイトベース周辺に使途が現れました。
全員、迎撃に迎え。
繰り返す。
ホワイトベース周辺に使途が現れました。
全員、迎撃に迎え。」


アムロ
「なんだ、使途って。
新たな敵か?!
とりあえず、ガンダムで迎撃しないと。」

 

 

(アムロ、ガンダムの前にたどり着く)

 

 

アムロ
「(ガンダムの扉を開けようとするが開かない)
あれ・・・開かない。
あれ、このドア引くんだっけ?」

 

 

(アムロ、ドアを押したり引いたりするが、
ドアは開かない。)

 

 

アムロ
「あれ?内側からカギがかかってる?
えーと・・・(アムロ、ドアをノックする)」


ノック音
「・・・(ガンダムの内側から)トントン。」


アムロ
「なんでだよ!!
なんでガンダムの中に誰かいるんだよ!
これから出撃ってときに!!
(アムロ、ドアをノックする)」


ノック音
「・・・(ガンダムの内側から)トントン。」


アムロ
「あのー、すみません!これから出撃なんです!
ガンダムから出てきてもらっていいですか?」


ガンダムの内側
「・・・。」


アムロ
「返事がない。
ホントに誰かいるのかな?
(アムロ、ドアをノックする。)」


ノック音
「・・・(ガンダムの内側から)トントン。」


アムロ
「ですよね。そりゃいるよね。開かないんだもん。
すみません!緊急事態なんです!
なんかわからないけど、使途が来てるんです!
早くガンダムに乗り込んで、『アムロいきまーす』したいんです!
(アムロ、ドアをノックする。)」


ノック音
「(ガンダムの内側から)ドン!!ドン!!」


アムロ
「何で?!何で中にいる人の方が、ちょっとキレてんの?!」


通信
「ピピッピピッ!!」


アムロ
「あ、通信だ。
こちら、アムロ。」


リュウ
「こちらリュウ。
今、どこだ?」


アムロ
「今、ガンダムの前。」


リュウ
「ガンダムの前ってどういうことだ?
まだ、ガンダムに乗っていないのか?」


アムロ
「聞いてくれ、リュウ。
ガンダムに誰か乗ってるんだ。」


リュウ
「誰が乗ってるんだ?」


アムロ
「わからない。ノックすると、ノックが返ってくる。」


リュウ
「そうか。お前もか・・・。」


アムロ
「お前もか・・・。ってもしかしてリュウも?!」


リュウ
「あぁ、コアファイターの中に誰かが閉じこもっている。」


アムロ
「ちょっとなにこれ、この状況。
ホワイトベースが誰かに乗っ取られてるの?!」


リュウ
「とりあえず、俺はブライト艦長と連絡を取る。
急いで出ていってもらわないと。」


アムロ
「そうだな。頼んだ。」


リュウ
「了解。」


通信
「ピピッ!!」


アムロ
「ちょっとなにこれ。ホワイトベースで何が起きてるの?!
(ドアをノック)すみません!緊急事態なんです!!
・・・今、別の緊急事態も出てきましたけど・・・」


通信
「ピピッピピッ!!」


アムロ
「こちら、アムロ。」


リュウ
「アムロか。ブライト艦長を知らないか?」


アムロ
「あれ?艦長室にいないのか?」


リュウ
「今、ホワイトベース中を探しているが見つからない。」


アムロ
「館内放送で呼びかけたらどうだ?」


リュウ
「そうだな。」


通信
「ピピッ!!」


アムロ
「まったく、この非常事態にどこに行ったんだ、ブライト艦長は?」


アナウンス
「ピーンポーンパーンポーン。
灰色のスーツに灰色のズボンを履いた30歳くらいのブライト艦長が迷子です。
発見された方はサービスカウンターまでお越しください。」


アムロ
「何でデパートの迷子放送みたいなんだよ。
ブライト艦長はどこに行ったんだ・・・?
(ガンダムの方を見る)」

 

 

(ガンダムの扉、カギがかかっていて開かない。)

 

 

アムロ
「・・・。」

 

 

(ガンダムの扉、中に誰かいるらしい。)

 

 

アムロ
「・・・まさか?
ブライト艦長・・・?(ノックする)」


ノック音
「・・・(ガンダムの内側から)トントン。」


アムロ
「いたー!!ブライト艦長いたー!!」


通信
「ピピッピピッ!!」


アムロ
「こちら、アムロ。」


リュウ
「リュウだ。」


アムロ
「あ、リュウ。実は・・・」


リュウ
「アムロ。ブライト艦長が見つかったぞ。」


アムロ
「え、見つかった?ブライト艦長が見つかった?」


リュウ
「コアファイターの中で閉じこもっていたのがブライト艦長だった。

いま、コアファイターから引きずり出したところだ。
とりあえず、俺は使途を迎撃に向かう。
アムロもガンダムに乗れるようになったらすぐ来るんだ。」


アムロ
「あ、あぁ・・・。」


通信
「ピピッ!」


アムロ
(ガンダムの方を見る)

 

 

(ガンダムの扉、中に誰かいるらしい。)

 

 

アムロ
「・・・誰?(ドアをノック)」

 

 

(ガンダムの扉、ゆっくり開く)

 

 

アムロ
「・・・?!」

 

 

(ガンダムの中から50歳くらいのオヤジが出てくる)

 

 

アムロ
「・・・誰?」


オヤジ
(ゆっくり、アムロに近づく。)


アムロ
「なんですか・・・?」


オヤジ
(アムロに平手打ち。)


アムロ
「痛っ!!
殴ったね!!オヤジにもぶたれたことないのに!!
まぁ、今、オヤジにぶたれたんだけど!
オヤジっていうのは、そういうオヤジじゃなくて・・・」


オヤジ
「大きくなったな!アムロ!!」


アムロ
「え、誰?」


オヤジ
「忘れたのか・・・?」


アムロ
「はぁ、すみません・・・。」


オヤジ
「私は・・・」


アムロ
「あなたは・・・?」


オヤジ
「お前の・・・」


アムロ
「僕の・・・?」


オヤジ
「お前の・・・双子の妹だ!!」


アムロ
「ふ・・・ふ・・・」


オヤジ
(微笑んでいる。)


アムロ
「ふ・・・ふ・・・」


オヤジ
(うなづく)


アムロ
「不審者がいるー!!不審者がいるよー!!(泣く)」


オヤジ
(うなづいている)

 

 

 

 

機動戦士ガンダム
幻の第44話
「アムロ、自称 妹と会う。」
冒頭より抜粋。

 

 

 

 

 


【コント・セルフ・ライナーノーツ】
実は、「ガンダム×エヴァ」か「ドラえもん×銀河鉄道999」というお題だったのですが、
ドラえもんは過去やったし、銀河鉄道999もわからないので、
どちらの選択肢も難産なのでした・・・

 

ガンダムが開かないというところから広げて、この形になったのですが、
エヴァがほとんど絡まなかったのが反省点。

 

最初から組み合わせでお題が来ると、片方のお題がおざなりになってしまうので、
今後はお題は1つでお願いします。
何かと組み合わせる猶予は僕にください。
よろしくおねがいします。

 

【告知】

東京農業大学 厚木演劇部

12/22(木)トリニティホール

開場 16:30

開演 17:00

「幻の生物を求めて」

「みならいサンタのクリスマス」

 

「幻の生物を求めて」は僕が書いたコントです。

いよいよ今週です!

 

【実際にコントを演じたい方のためのメモ】

人数:3人

アムロ

リュウ

オヤジ

 

所要時間:3分~4分
難易度:★★☆☆☆
備考:ドアを挟んだ会話劇なので、ドアのセットがあればいけると思います。

あとはアムロの格好ですね。ちょっと難しいかもしれません。

 

※コメントをいただいた方のブログには、近日中に伺います。(だいたい土曜日か日曜日)

 

【コメントを書きたいけど、感想がない方のためのコメントテーマ】

・このコント、演じるとしたら、誰が適任?

・こんなお題でコント書いてほしい(お題は1つのワードでお願いします。)

・このセリフ、いいね!(気に入ったセリフをコピペしていただければOK)


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