【はじめに】
今年も12月を残すのみ。


今回はこの時期になると見られる
子供たちに人気の生き物・サンタクロースの捕まえ方を紹介します。




【用意するもの】
サンタを捕まえるために、まずは煙突のついた家を用意します。


家はあるが、煙突がないお宅の場合でも、サンタを捕まえることは可能です。
しかし、捕まえられる確率は煙突がある家の方が断然高いです。



次に靴下を用意します。


サンタクロースは靴下に群がる習性があるため、この習性を利用します。



最後に捕獲道具を用意します。


一般的には、トラバサミや粘着テープ(縦2m×横1.5mほど)を使うことで、
サンタクロースの身動きがとれなくなるところを捕獲しますが、
トラバサミや粘着テープがない場合には、ガムテープで代用できます。




【仕掛けの作り方】
煙突がある家の場合、暖炉の火は前日から消しておきましょう。


過去に、暖炉に火のついた状態の煙突にサンタクロースが入り、
警察、消防から厳重注意を受けた家庭があります。



煙突のない家では、子供部屋の窓のカギは開けておきましょう。


窓にカギがかかっていると、サンタクロースはガラスを切る道具で窓のカギを開け侵入することになります。
翌朝まで窓は穴が開いた状態のままになるため、翌日、お子様が風邪を引く可能性があります。



部屋の目立つ位置に靴下を置きます。
兄弟がいる場合は複数セットしておきます。
プレゼントが必要な数だけ、靴下を仕掛けましょう。



靴下を囲むようにトラバサミ、粘着テープ(ない場合はガムテープ)をセットします。
必ず、親に仕掛けてもらいましょう。
親が事情を知らず、翌朝、仕掛けにひっかかっているのが親だった、という事例が何件もあります。



後は電気を消して、翌朝、サンタが仕掛けに引っかかるのを待つだけです。




【翌朝やること】
朝、起きたら仕掛けを確認します。
サンタクロースがトラバサミや粘着テープにひっかかっていたら、
仕掛けから外してあげて、恩を売っておきましょう。


運が良ければ、複数匹のサンタが靴下に群がるように引っかかっている可能性もあります。
これは非常にレアな現象のため、ぜひ、写真を撮って、Twitterに上げておきましょう。(ハッシュタグ "#サンタ捕捉")


また、サンタが引っかかっていた場合、外にはトナカイが待っているはずです。
一緒にトナカイも捕まえましょう。
そして、Twitterに上げておきましょう。(ハッシュタグ "#トナカイも捕捉")




【捕まえたときのマナー】
サンタを捕まえ、写真撮影など一通り終わったら、
袋から目当てのプレゼントを1個抜き取り、解放してあげましょう。


キャッチアンドリリースがサンタ捕捉のマナーです。




【最後に】
以上が正しいサンタの捕まえ方です。
今回紹介したのは、日本で多く見られるニホンサンタの捕まえ方です。


ニホンサンタの中には、『私の恋人は松任谷由実だ』と言い張るサンタクロースもいるようです。
松任谷由実本人も楽曲を通して、恋人はサンタクロースだと認めているそうです。


オーストラリアに行けば、サーフィンで現れるオージーサンタを見かけることができますが、
捕まえる方法はまた別の機会にご紹介します。




それでは、クリスマスの夜、サンタ捕捉で盛り上がりましょう。

メリークリスマス!





【コント・セルフ・ライナーノーツ】

12月ということで、サンタにまつわるコントです。

もう2014年も終わりですよ・・・早い早い。