2011年3月11日
戦後最大の自然災害となる東日本大震災が
発生した。あれから13年、2024年元日の
能登半島地震をはじめ 日本各地で
何度も震災が起きている
先日の宮崎での地震後
南海トラフ「巨大地震注意」が発表
天災害への危機感が増している
震災以降、仙台には数回訪れていたけれど
いつも復興が進んでいた市内止まり
海が見たかった
そして、手をあわせたかった
だけど、海を見ることができなかった
津波被害を大幅に軽減させる多重防御の要
かさ上げ道路 東部復興道路
海岸堤防・海岸防風林
戻ろうとしたした時に目に飛び込んできた
ありがとう 荒浜小学校
校舎2階まで津波が押し寄せ
大きな被害を受けた仙台市立荒浜小学校
震 災 遺 構
来館者に防災・減災の意識を高めて
いただくことを目的に震災遺構として
保存・整備した施設だそう
あっ・・・覚えてる ここなんだ
荒浜地区は
仙台市中心部から東に約10km
津波が襲った1階 保健室
震災当時は91人の児童が通ってたそう
1年1組の教室
2階
津波到達ラインがよくわかる
錆びた書庫キャビネット
周りに高い建物はここだけ
多くの命を守ってくれた小学校
4階から初めて目視した海
海岸から約700mの場所に建つ小学校
フェンスの歪み・錆が津波の
脅威を物語ってます
遠くからだけど静かに手をあわせる
震災時に荒浜小学校を襲った
津波の水位は4.6m 波の高さは9mにも
達したそうです
「失われた街」 模型復元プロジェクト
海岸線に沿うように800世帯
2200人が暮らしていたそうです
語り部のおばあちゃんが当時のことを。
「逃げ遅れた人や避難の呼びかけに
応じず家に留まった人たち、190人の方が
犠牲になりました。救助したおばあちゃんを
背中におぶった消防団員が校庭まで
たどり着いたのに流されて行ったんです」
分刻みで写真と共に
3.11 27時間の荒浜の記憶
自分自身被災してるので
あの日のことは、絶対に忘れないけど
荒浜小学校を訪れて思った。
自然災害は脅威
だけど、未来を信じ 時間をかけて
海に背を向ける観音さまは
2013年3月11日に開眼供養された
荒浜慈聖観音