界 霧島を選んだ理由はコレでした

 

南国湯旅 *鹿児島編*
⑬ 界 霧島 スロープカーで湯浴み小屋

 

宿泊棟から湯浴み小屋までの
移動手段が スロープカー
正直、宿泊棟に大浴場がないのは
いかがなものか? と、思ったりもしたけど
普段出来ない非日常の体験をすることが
旅ってもんでしょ

 

 

ボタンを押して、しばし待つと

ガラス張りのスロープカーがやって来る

降りて来るも、同乗するもなし

20人乗り(現在は10人に制限)の箱に

ふたりだけ それはそれで贅沢

 

部屋の窓ガラス同様
スロープカーの窓も、クリア
前日は
だった 鹿児島
専属のガラス磨き職人さんがいるのか
謎だけど、ほんと驚き

 

湯浴み小屋まで約3

宿泊棟の標高は650㍍

湯浴み小屋は60㍍下の霧島高原の中

 
ドキドキドキドキ 出発

 

最初に見えてきたのは

湯浴み小屋 ではなく、湯あがり処

 

なるほど なるほど 湯上がりに

ココで寛ぐってことね

 

クランベリー黒酢をグビッと1杯

横になりたい気持ちを抑えて

いざ、湯浴み小屋へ

 

どこまで ひっぱるのー、ってなぐらい

緻密に計算された絶妙な場所に

ポツンと湯浴み小屋

秋には一面 黄金色のススキ野原も

今は元気いっぱいの緑色

 

湯浴み小屋の利用時間

PM3:00-AM1:00 / AM5:00-AM11:00

男女入れ替え無し

←♨→

じゃ、向こうで待ってるから

はいはいはーい

 

う、薄暗い

でも目が慣れてくれば大丈夫

小屋らしく、茶系でまとめられたシックな

脱衣所 タオル類が備えてあるので

手ぶらでOK

ドライヤーはダイソン
後で聞いたら ダイソン?いや普通 
女子のみ特権

 
まずは、かけ

 

手前に洗い場 

シャワー付きカランが8基

 

浮かび上がる乳白色の湯

鹿児島 湯はこっちでしょ

 

と、とろけるぅニオイニオイニオイ(悶絶)
浴感はシルクのような滑らかさ
手前が あつ湯 で、奥が ぬる湯
窓がなく、明かりは壁と屋根の隙間から
差し込む光 神々しい?んー違うな
語彙力なくてスイマセン

 
そして待望の露天風呂へ

 

なんて、開放的なんだ

とはいえ、あまりのフリーダムな露天に

360度一回転して周囲を確認するも

安心して下さい

覗かれる心配 100ぱーなし

 

が見えるインフィニティ風呂は

ありがちだけど

この景色のインフィニティ風呂って

ある意味 凄くないですか? 

 

源泉名

湯之野温泉 1.2.3.10.12混合泉

泉質 単純硫黄温泉(硫化水素型)

泉温66℃ pH 5.5

 

 おーい 桜島

 明日は勇姿を拝ませてね
 

 

本最高の入浴法を読みながら

キャンディーアイスを頬張る至福の時

そんな時間的 余裕は
もうすぐ6時だけど

 

カモン スロープカー
たとえどんなに急いでいても
乗車すると平穏な気持ちになれる
不思議な箱 それが スロープカー